なにやら人が集まっておる
車のクラクションを鳴らし
門前に止まるいかにもな車
「なんだなんだ!危ないじゃないか!」
「雄英生徒か?」
ガチャ
ごくっ
後部座席から出て来たのは息を呑む程の美しい女生徒だった
「あ、あの!オールマイトが雄英の教師ってどうですか?」
「な、?!」
「君!なんて失礼な「おい!やめろ!」ちょ、何するんですか」
「お嬢様、お時間取らせてしまって申し訳ございません」
「・・・あの人はあの空条財閥のお嬢様だ。関わるな、機嫌を損ねると本当に俺たちのクビがとぶ!」
「え、あの世界の三本指に入る空条財閥ですか?!
そのお嬢様が雄英なんて!これも特ダネじゃないですか!」
「バカか!会社ごと潰されるぞ」
1-A
スィー
全員(害虫・・・もしかして記者のこと!?)
(あれ、素直に謝るとか意外)
(なんか機嫌悪そう)
(なんだ・・・!?また臨時テスト!?)
「学校っぽいの来たーーー!!!」
急に騒がしくなる教室に思わず眉をひそめる
煩い
学級委員長にほぼクラス全員がやりだがるが
妾は興味ない
そもそも"ヒーロー"になりたい訳でもないしの
そして投票になったらしい
うむ、白紙というのもな
・・・飯田にしとくか
アレは緑谷に入れるだろう
くくくっ
真面目なやつじゃ
学食___
百達と昼を食べようと思ってたら
爆豪に手をひかれ、何故か焦凍も着いて来て2人に挟まれている
何故妾に食べさせようする
そして妾を挟んで言い合いするな!
はぁ、なぜより煩くなる・・・
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!