ある日、とても可愛くて、
僕には眩しすぎるような幼馴染が出来ました。
幼稚園__
🐰 『はぁ。』
👩 『なにため息なんかついてんの?
遅刻してるんだから早く行くわよ!』
🐰 『…うん。』
この頃の僕は、とても弱虫で、
いつも自信なさげな子供だった。
だから友達なんていないし、
正直保育園なんて行きたくなかった。
🐰 『💭どーせ今日も一人ぼっちなんだろうな。』
👩 『すみません、遅れました!』
🦋 『あ、おはようございます☺️
全然大丈夫ですよㅎ』
👩 『おはようございます! あんたも挨拶!』
🐰 『お、おはようございます。』
(ジー
🐰 『💭ん?なんか視線を感じ…
へ、』
✨🌷 (…😢✨
🐰 『💭わ、きれいな子だ…///
…だけど、なんで泣いてるんだろ…?』
👩 『あ、転入生の子ですか?』
👩 『そうなんです!よろしくお願いします。
ほら、あんたも挨拶しなさい』
🌷 『あ、あなたです!としはごさいです!よろしくおねがいします😁』
🐰 (ポケ~。
👩 『あらぁ、ほんっと可愛い♡
あなたちゃんよろしくね? ほら、あんたもご挨拶は?』
🐰 『…あ、えっと、ぼくわ…』
👩 『もっとはっきり!!』
🐰 『ぼ、ぼくは、』
🐰 『ちょん・じょんぐくです!
よろ、しくおねがいしましゅっ…』
🐰 『💭か、噛んだ…😭』
👩 『はぁ。 あなたちゃんごめんね。』
🐰 『💭あーあ、あなたちゃんにもみんなみたいに馬鹿にされるかな…。』
🌷 『んーん! じょんぐくくんよろしくね😁』
🐰 『💭ほら、やっぱr…へっ!?』
🐰 『う、うん…////』
そう言って、僕の手を取って
さっきまで泣いていたなんて感じさせないくらい
はしゃぎにはしゃいだ後、
まさかのあなたと家が隣同士だった事を知り、
“可愛くて太陽のような幼馴染”
が出来ました。
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。