小学6年生___
小学校高学年になるにつれて
周りのナムジャがどんどん成長する中、
僕は1人、ずっと小さいままだった。
そんな僕は、ナムジャとヨジャ、
どちらともからいじめられていた。
そんな毎日の中での僕の癒しは、
相変わらず、可愛いあなただけだった。
でも最近のあなたは
ずっと俯いていて、明らかに元気が無かった。
そして今日も…
🐰 (テクテク
🐰 『💭…あ、あなただ、、あれ?』
🌷 (…。😔グスッ
🐰 『💭なんで泣きそうになってるの…?』
🐰 『…あなた? どうしたの??』
🌷 『あっ、ぐく…』
🐰 『?』
🧒 『うわ、チビメガネも来たぞ。ㅋ』
🐰 (ビクッ
👧 『デブとチビ、お似合いじゃんㅋㅋ』
🐰 『💭うっ、あなたの前で言って欲しくなかったな…
あれ?チビは僕だけど、デブって…??』
🌷 (震えるㄷㄷ
🐰 『💭…あなたが震えてる…?』
🐰 『…あなた?』
🌷 『…ぐく、帰ろ?☺️』
あぁ、なんでこんな時でさえも
あなたの笑顔に見とれてしまうんだろう。
それに、また守られてしまった。
僕が守らなきゃいけないはずなのに…
今の僕、ほんっとカッコ悪くてすごく嫌になる。
🐰 『…うん。』
そしてそのまま卒業___
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!