小学6年生__
🌷 (テクテク
ドンッ
🌷 『痛っ。』
👧 『うわっ! デブス女に当たっちゃった、さいあくぅㅋ』
🧒 『女ってゆーよりゴリラだろㅋㅋ』
🧒 『ゴリが道塞いでんじゃねーよㅋ』
🌷 『…。』
小学校高学年になって、私は少し太ってしまって、
また男女どちらからにもいじめられるようになった。
そしてグクも同じように…
🐰 『あなた…?どうしたの?』
🌷 『あっ、ぐく…』
🧒 『うわっ、チビメガネも来たぞ。ㅋ』
🐰 (ビクッ
👧 『デブとチビ、お似合いじゃんㅋㅋ』
🌷 『っ。』
この時のぐくは、
体は皆よりちっちゃくて、
目が悪く眼鏡をかけていて、
外見も、前髪が長くて、
自信の無さからいつも猫背で暗かった。
🐰 『あなた…?』
🌷 『…ぐく、帰ろ?ニコッ』
🐰 『…うん。』
そしてそのまま卒業し、中学へ…
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!