中学生__
中学に入学してから
私は一気に痩せて
いつの間にか、学年で1,2番目に可愛いと噂されるようになった。
そんな時、
🐥 『僕と付き合ってください!!』
🌷 『…へ?』
小学生の時、
私とグクをいじめていた主犯格のジミンから
告白された。
🌷 『…なんで、』
🐥 『いや、だってあなた可愛いし、ずっと好きだったから…』
🌷 『💭…こいつ頭おかしいの?』
私にとってジミンは憎んでる対象でしかないし、
今更好きなんて言われてもなんにも思わない。
🌷 『💭さっさと、断ろ…
いや、まてよ。』
ここで私がOKをして、
みんなの前でこっ酷く振ったら
最高の復讐になるんじゃないか??
そんな考えが私の頭の中によぎった。
🌷 『…いいよ。』
🐥 『へっ?』
🌷 『付き合おう。』
🐥 『っ、やったぁぁぁぁあ!!!
よろしくね!!😁』
🌷 『…よろしく。ニコッ☺️』
あーあ、馬鹿な奴。
そんなに喜んじゃって…
早くあんたの歪んだ顔が見てみたい。ㅎ
🌷 『💭あ、グクに報告しよ。』
卒業してからグクとは喋る機会が減った。
でも、よく二人で遊んだり、
お互いの家にご飯を食べに行ったりと
今でも仲が良かった。
そしてこれからもずっと一緒なんだと思っていた。
でも、
🐰 (テクテク
🌷 『あ、グク!!!』
🐰 『ん?あなた?どうしたの?』
🌷 『あのね! 私、じみんと付き合う事になった!』
🐰 『…は? ジミン、って、あの?』
🌷 『うん! でね、』
🐰 『ちょっと待って、なんで??』
🌷 『え、だって告白されたから、』
🐰 『っ、』
🌷 『でね!』
🐰 『ごめん。 ちょっと1人になりたい。』
🌷 『あ、でも、グク、』
🐰 『うるさいっっ!!』
🌷 (ビクッ
🐰 『…ごめん。』
タッタッタッ
🌷 『💭…なんで。』
この日を境に、
グクは私を避けるようになり、
グクは私と話してくれなくなりました。
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。