ーシヴァ視点ー
あの後暫く3人で駄弁ってた
夜も深まり、空に綺麗な星が輝きだした頃にもふくんが立ち上がった。
考えたこと無かったな、個性みたいに捉えてたから
なおきりさんの目は、どこか迷いがあるようだった。
俺に言ってもいいのか、そう心の中でなおきりさんが自身にきいているようだった。
聞いてほしいというよりかは、わかってほしいみたいと言っているようだった。
それほど重要な秘話なのだろう。
俺が全て受け止められるかは知らない。だが、
きっと、断られると思っていたんだな。
それと同時に怖いんだろうな、話すのが
もし聞いて、この関係に変化があるかもしれない。
そしたら、圧をかけて聞いていたのは、あなただって言われるかもしれない。
そう思ったんだろうな、心が読めなくてもわかるよ
そう、アイコンタクトを取ってみた。
伝わったかは、わからない。
でも、少しだけ微笑んだ気がしたんだ。
なおきりさんはそれから夜が明けるまで時間をかけて
ゆっくり話してくれた。
途中言葉が詰まっていたこともあった。
それでも、最後まで話してくれたんだ。
__________To be continued
アンケート
瑠々香と鈴香のファンクラブ作ったら…………
絶対入る!
12%
入る!
5%
入るかもしれないし、入らないかもしれない
57%
入らない。
12%
絶対入らない。
13%
投票数: 1728票
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。