第28話

第24話
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2023/03/14 12:14
ーたっつんsideー
たっつん
たっつん
俺はな、ちっさい頃はニンゲンだったんよ
ニンゲンだった時の記憶は殆ど無い。


俺の記憶力が無いのも1つやけど、そもそもニンゲンだった時間が短すぎたんよ。


たしか、俺が五歳の頃の話なんやけどな。


住んでた村が吸血鬼に襲撃されて、めちゃくちゃにされたんよ。


俺ん家が襲われた時な、父さんが言ったんよ。


たっつんこいつをやるから、他のみんなには手を出さんでくれ
って。俺は嫌やった。


でも、考えがまとまった時には自分も吸血鬼にされててん。おかしな話やろ?

ま、そんなことはどーでもええねん。


その人(?)優しかったんかな?俺が村に行きたいって頼んだ時、連れていってくれたんよ。


俺は嬉しくってな、友達のところにいちばん先に行ったんよ。

俺は何も変わっとらん。せやから、みんなも前と同じように接してくれると思ってた。


現実、そう甘くは無いよな。

みんなみんな俺のこと『化け物は近寄んな』とか言って。

家族ならって思って家に帰ったら、父さんも
なんで来たんや
って言って怒ってたし。


裏山に逃げ込んで泣いてたら、父さんたちが来て
さっきはごめんな
また暮らそうや
って言ってくれたんよ。

せやから俺も許して前と同じように暮らそうとした。

でも、父さんたちは俺のこと虐待しだしてん。友達だった奴らも一緒になっていじめて遊んでくれた。


俺の目は使い物にならんくなった。


そんな暮らしが暫く続いたある夜、みんな寝とる時に誰かが来たんよ。


そいつは
???(吸血鬼)
俺は、前に君のことをそんなふうにした吸血鬼の息子だよ。
???(吸血鬼)
でも、あいつと俺は違う。
???(吸血鬼)
だから、君さえよければ俺と暮らさない?
???(吸血鬼)
辛い想いは絶対にさせない。
って言うてた。


どっちにしろ行き場の無かった俺はそいつに着いて
行くことにした。
そいつは言った通り、俺に辛い想いなんてさせなかった。変に言うと、させてくれなかった。
俺の体は大きなったけど、目が治ることはなかった。
たっつん
たっつん
でも、ちゃんと幸せやったよ。
たっつん
たっつん
そいつ、じゃぱぱとの暮らしは
じゃぱぱ
じゃぱぱ
やっぱ、何度聞いても辛いな
たっつん
たっつん
なんで関係無いお前が辛くなんねん!
じゃぱぱ
じゃぱぱ
は?
じゃぱぱ
じゃぱぱ
関係あるし
じゃぱぱ
じゃぱぱ
たっつんのこと探しまわって、やっと見つけて、説得して、暮らしたの誰かお忘れですかー?
たっつん
たっつん
それは、お前やけど…………
じゃぱぱ
じゃぱぱ
たっつんが関係無いって言っても、そう言って突き放しても、引っ付き虫みたいにずっと一緒にいるからね
たっつん
たっつん
は、はぁ!?
たっつん
たっつん
気色悪いこと言わんでくれ!!
じゃぱぱ
じゃぱぱ
別になんと言われようといいもんね~
たっつん
たっつん
ったく、
たっつん
たっつん
まーでも、あの時はありがとうな
じゃぱぱ
じゃぱぱ
どういたしまして!
じゃぱぱ
じゃぱぱ
これからもじゃんじゃん頼ってよね~!
たっつん
たっつん
練習するわ(笑)
じゃぱぱ
じゃぱぱ
珍しく素直じゃん!
たっつん
たっつん
うるせぇ
うり
うり
(なんか、)
シヴァ
シヴァ
(俺たちの)
なおきり
なおきり
(入る隙間)
もふ。
もふ。
(無くね?)
__________To be continued
鈴香
鈴香
頑張って書いた!
鈴香
鈴香
てか、もふ。くんの定期配信やっぱ好きやわ
鈴香
鈴香
声が落ち着くのよね
鈴香
鈴香
ま、そんなこんなで今回は〆ますか!
瑠璃香
瑠璃香
最後まで見て下さり、ありがとうございました。
鈴香
鈴香
スクロールもお疲れ様でした!!
瑠璃香
瑠璃香
それではまた次回で。
瑠々香&鈴香
瑠々香&鈴香
おつぴち~!

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