第14話

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2019/06/27 11:29



8人の暮らす家は朝から
騒がしく 忙しい





ジン「よーし、皆起きたな」



ジミン「テヒョナ笑髪が笑」




重力に逆らったテテの髪を見て
笑いを堪えられないジミン





一方

ナムジュン「ジンヒョン……どうしよ」




ジン「やぁー、また壊したの?!」


いかにも丈夫そうな小さなイスの足が折れて焦るナムジュン



ユンギ「何回目だよ笑」


ホソク「4回目!」


ジン「もう何も触れない方がいいんじゃない?笑」




ナムジュン「すいません…」





それを見ていたあなたは目を点にする






グク「あなた、今日仕事だよな?」



あなた「うん、でも今日は遅くなりそう」



グク「俺たち今日は雑誌の取材だけだから迎えに行けるよ」



あなた「大丈夫だよ!タクシーで帰る!」



グク「そう?分かった」






ジン「あなた!今日も沢山食べて元気に行くんだよ!」



あなた「ありがとう!ジンオッパ!」





皆で席について食卓を囲む


ホソク「あなた〜なにか飲む?」



テテ「ココアー!」



ホソク「はいはい笑」



あなた「じゃあ私も!」





そうして朝食を食べ終えて
仕事に行く準備をする









部屋の中で昨晩起こった出来事を振り返って顔が熱くなる


あなた「グクと……しちゃったんだ…。」




グクの声や顔を見るとなんだか心が
ギューってなって
目を逸らしてしまう





あなた(なんだろ…この気持ち)



少しぼーっとしながら髪を結んで
着替え終わり気合を入れる



あなた(しっかりしないと!)








リビングに戻り家を出るまでの時間でイスに座って本を読む






ジミン「あなたー!見てー!」



そうして走ってくるオッパはかわいい





グーにした手を私の目の前で広げる






あなた「わっ!!」





手の中から虫……





ジミン「引っかかったー!ただの丸めた黒い紙だよ笑」


あなた「オッパ!!心臓止まるかと思ったじゃん!」



驚いてドキドキしている私を見て笑うジミンオッパ






ジミン「あれ?あなた、ボタン掛け間違えてるよ?」




あなた「あれ、ほんとだ」








ジミン「直してあげるよ!」




あなた「えっ」







そうして伸びてくるジミンオッパの手は優しくボタンを外していく





とても恥ずかしくなる、






ジミン「あなた?すごくドキドキしてるね?僕のせい?」





なんて満面の糸目笑顔で言ってくるから



あなた「違うよ!さっきのドッキリ!」





ジミン「ほんとにぃ〜?
はいっできたよ!」





あなた「ありがとう…」





ジミン「どういたしまして!」

ジミン「やっぱりあなた可愛い」



あなた「へっ?」



なんて言ってくるオッパはずるい。










この心臓のドキドキはドッキリのせいにしておこう……

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