壱馬「よいしょっと」
あなたをお姫様抱っこして保健室に連れて行く
熱中症かな…
顔も赤いし…
バン!
あ、リレー始まった
ま、リレーなんかよりもあなたの方が何倍も大事だしね
別にいいや
げ
「お前逃げんなよ」
やべ。
俺カッコつけて喧嘩ふっかけたくせに逃げたって吉野に思われてんじゃね?!
うわ最悪…
壱馬「すいませーん!病人運んできました」
先生「あら…熱中症かしら…」
先生「ベットに寝かせてあげて」
壱馬「はーい」
壱馬「おいっしょと」
あぁあなたかわいそうに
リレー見たかったよな…
お前の大好きなあいつが走るもんな、
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。