これで第一審も最後か
よりにもよってあまり人と居ないヨウヒが最後か……
いや、マノは仲良くなれてたし
何も知らないのに勝手なこと考えるのはよそう
やりずらい……
正直私はコイツが苦手だ
もし看守でなく囚人だったら間違いなく避けていただろう
ただ淡々と事実を述べている
面倒くさそうに、罪を認めている
ヨウヒは少し止まって考えていた
そして結論を出した
……少しだけ寂しそうな顔で
ボソリと呟いた
無表情に変わりないが嫌がってる…様な気がする
少しだけコイツのことを知れた気がする
ただの勘違いかもしれないが
他の奴らにもこうすればよかったのか?
だとしたら二審ではあまり責めないようにしよう
意外だと思った
てっきり明るい人は苦手なのかと思っていたが
そうでも無いらしい
やっぱりコイツの考えは理解できない
でも今は理解したいと思える
ゴーンゴーン
鐘の音が終わりを告げる
コイツの尋問と、第一審の終わりを














編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。