目を開けると見慣れた猫?狸?が座っていた
目の前の生き物は笑みを浮かべて言葉を紡ぐ
気付けば大きなモニターがあり、
その中にはハルキが映される
首を傾げて聞いてくるが答えを返す前に
モニターが切り替わり今度はマナが映される
ライクは皮肉っぽく嘲笑う
目を逸らそうとすると次はツキミが映された
少し不思議そうにして聞いてきたが、相変わらず答えは聞かなかった
囚人番号の順番通りユメが映される
無邪気に笑うライクを放って
モニターはそのままルルを映した
否定は声に成らないまま消えていき
画面にはマノが映る
言葉の通りサクサクと画面はフユに切り替わる
ライクが気になることを呟いたが
非情にも画面はトウカに切り替わり、話は遮られた
褒める様なニュアンスで言った後
モニターはハルトを映した
ケラケラ笑ってから少し間を置いて
モニターにはヨウヒが映された
………これが私の下した決断
4人も赦さなかったことに少し驚いてしまった
自分で選んだ事なのに、何故私は驚いたのだろう
段々と視界がぼやけていく
意識が落ちる直前、ライクが…悲しそう…な…顔を…………













編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!