キィ………ガチャ
監獄と変わらない家…?
どう言う生活してたんだ?
いや、聞かなくても大体予想つくが……
一応聞くか
次は何を聞こうか……
正直コイツの罪に全く見当が付かない
どうすれば
なんで?なんでってそれは………
あれ?どうしてだろう、私はどうしてアイツを赦さなかったんだ?
アイツだけじゃない
他の囚人への判決も理由が曖昧だ
まるで自分で決めてないような……
悲しそうに微笑んで
その後すぐにいつもの顔に戻った
さっきの微笑は確かにハルキに似ていた
双子なのだから当たり前と言えば当たり前だが
少し悩んでからハルトは答えた
ハルトの真意が読めない
だって少なくとも私から見たハルキは前向きでなくとも
後ろを向いているようにはみえない
ハルトは笑顔で言い放った
無邪気な子供らしくも、侮れない大人らしさも感じる笑顔で
ゴーンゴーン
鐘が鳴る
ハルトの尋問はこれで終わりだ















編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。