…はぁ、忘れ物したからさ〜、
家で宿題できないし…、もう学校でやるしかないよね…
朝 あんまり得意じゃないのにさ〜…
なんて思いながらも学校に着いた、
~教室~
まだ相当早いからね、笑
教室には誰もいない。
そう思い席について忘れてた課題をしようとしたとき…
…え、まさかの先生登場です、笑
こんなタイミングで二人きりになるとは…!笑
課題学校に忘れました なんて恥ずかしい…
正直笑われると思ってたから予想にしてなかったことを言われてびっくりした。
…なんか褒められてます?笑
まさかの展開、笑
そういえば数学も課題で出てたんだった、
…数学難しいもんな、
中島先生優しいから…聞いてみてもいいのかも?
いつもは皆も教室にいて恥ずかしくて聞けなかったけど… 今は先生と二人きりだからなんか…勇気が出た、
やばい、優しい…笑
それに…かっこいい、笑
話す度に向けてくれるキラキラの笑顔が眩しくて…ほんと見とれちゃうぐらい…
それからも今まで分からなかったところや早く解けるコツなんかを教えて貰っちゃった、笑
教えてもらう時の先生との距離も近くて…ずっと心臓ばくばく…
…え、なにこれ…マンガみたいな展開だけど…もしかして私、先生のこと…
そんなこと思ってたらもう職員会議の時間になってしまうらしく、
もう二人きりの時間が終わっちゃうのか~って自然とがっかりしてる自分にびっくりした
そう言って 先生はキラキラの笑顔を向けて私の頭をぽんぽんしてくれた。
こんなことされるのは初めてで…
心臓がバクバク言ってる…
うわ~、絶対今顔赤い…
ドキドキしっぱなし…/
先生めっちゃかっこよかったなぁ…
…やっぱり私って…
え、でも相手は先生…
私なんかが好きになったところで…
…なんて考えてたら
風磨が教室に入ってきた、
まぁこの思いはまた今度ゆっくり考えてみよっと、
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。