深呼吸して
今日から1年お世話になる教室に入った。
窓から2列目の一番後ろ。
うん、いい感じ 笑
隣の席の人はまだ来てないみたいだけど
どんな人なのかな…?
来たら、頑張って挨拶とかしてみようかな?
とか、人見知りのくせに無駄に頑張ろうとしてみる。笑
そんな事考えてたら ちょうど隣の席に
男の子が座った、
…なんというか…怖い。
髪の毛は少し明るめで イヤホンで音楽聴いてる。
いかにも近寄るなオーラが出てる…、
どうしよ… 頑張れるかな、私…、
けど しばらくこの席だろうし
これからお世話になるだろうから…
頑張ってみよぅ…
…まぁ、音楽聴いてるから 気づいてない。
だから勇気を振り絞って 肩を㌧㌧してみた、
彼は イヤホンを外して こっちを見てくれた。
予想通り 機嫌は良くはないみたい…
けどね…イケメン…
なんか…かっこいいな~って見とれちゃった、
ちゃんと挨拶は返してくれた…、
何気にいい人…?笑
いや、まだわかんないか笑
…え、 凄いいい人…
それに クシャって笑った顔が
すごくかっこいい、
普段クールな感じなのかな、ちょっとヤンキーっぽいけど、 その可愛い笑顔は反則。
この席になれたことを嬉しく思いますッ!
ありがとう!神様あ!笑
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。