「サークル」
貴方×水溜りボンド カンタ.トミー
穏やかで優しい春の風がふいている
私にはあるひとつの悩みがあった
私は高校を卒業して憧れの大学へと入学した
でも
人付き合いが昔から少し苦手で
でも、小学生、中学生の頃は明るくてクラスでも目立つ方だった
何故こんなにも人が怖くなったかと言うと
そう、
"元彼"
友達は多かったけど普通の友達としてか見られていなかった私に高校生の夏に告られた
私は初めて告られたから嬉しくて何も考えずに「はい」と答えてしまった
でも
それが
私を悪夢へと突き落とす出来事だった
最初の頃はデートに行ったりと沢山の思い出を作った
本当に楽しかった
でも、
だんだん彼は嫉妬するようになり、
何をするのも
縛ってくるようになった
まだ最初の頃は耐えられたけど
もう限界に近ずいていった
次第に暴力をされるようになり
それがトラウマで今に至ると言う感じだ
優しい人でも誰でも怖く感じてしまう
でも
大学入学を機に
"人と関わりたい"
そう感じできた
何をすれば私が人間に対する思いが変わるのかそう考えていたら
ひとつの考えが出てきた
そう、
サークルに入れば人と関わる機会が多くなると思って思い切って自分にあったサークルを探そうと思った
少し浮かれた気持ちで入学式を終えるとさっそくサークル探しだ
と少し心細い気持ちで1人で歩いていると
1人の男性に話しかけられた
優しそうな雰囲気の男性に声をかけられた
そう言って1枚の紙を渡してきた
笑顔で語りだした
自分でもつい笑ってしまう
はじめて心から興味が湧いた
自分の気持ちが言えて本当に嬉しかった
キラキラしたような目で私の方を向いてきて本当に嬉しかった
2人で会話している
そこから私たちのYouTubeサークル生活は始まっていった_______
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どーも!
みつです
今回はちょっと長めかな??
良かったらフォロー.ハート.コメントしてね!
ばいちゃ!!
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!
転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。