第194話

after story 4
12,714
2022/03/13 13:43





『今日休みの人いる?』



テーブルを囲みながら朝ごはんを食べるみんなにそう聞く


というのも、最近体が痛い


そして理由は多分ベットだ


1人用に2人でくっつきあって寝ているせいか朝起きると決まって体が痛い


仕事で疲れてる翔太のことも考えると


もうそろそろダブルベットが必要だろうと思っていたところだった



向井「なんで?」

深澤「体でしょ、」

阿部「あー、ベットね」



なんて話す3人は仕事なようで


チラッとひーくんの方を見ると


面倒くさそうにしながらも予定を確認してくれる



岩本「んーっと、今日は目黒とラウールかな、」



その後に「でもラウールは学校あるから」と付け足す


それと同時に一瞬でみんなが蓮の方を向く



渡辺「いやダメだから」



寝ぼけてると思ってたのに



渡辺「他のやつならまだしも目黒とか絶対だめ」

『なんで』

渡辺「当たり前」

目黒「大丈夫だよしょっぴーあなたのことちゃんと守るから」

渡辺「お前が1番危ない」

宮舘「翔太それぐらい許してあげな」



舘さんの言葉に納得してなさそうな顔をしながらも黙り込む翔太


舘さんナイス、なんて思いながら


食器を片付ける


出かける服装に着替えリビングへまた降りる


みんな仕事へ行く準備はばっちり



ラウ「僕もあなたちゃんとお出かけ行きたかった」



ぶすっとした顔をしながらこちらを見てくる



『次はラウちゃんと行くから。学校頑張ってっ』



そう言って優しく頭を撫でる


その後に蓮に名前を呼ばれリビングを出る


玄関へ行くとちょうど階段をおりてきた翔太


さっきのラウールと全く同じ顔



『行ってくるね翔太』



それだけ言って横を通り過ぎる


でも


ぎゅうっ


とでも効果音がつきそうなぐらい強く後ろから抱きしめられる



渡辺「行ってらっしゃい」

『うん』

渡辺「目黒、お前まじでなんかしたらぶっ飛ばすからな」

『どんだけ信用されてないの』

目黒「了解しましたー」



翔太の腕の中から出て


ケラケラと笑う蓮の元へ


「行ってきます」と手を振って2人で家を出た


























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