第208話

after story 8
10,334
2022/03/13 13:44



阿部side










秋を語る上で外せないこと


それは、紛れもなく彼から出るオーラ


綺麗で、繊細な、


何とも言えない上品さを纏いながらも


そんな大人っぽい彼が


ニコッと笑うだけで


どれほどのギャップが生じているだろう


きっと秋自身は気づいてない


声をかけて


ん、?と言ってこっちを見る顔さえ


つい見とれてしまうほど綺麗だ。


これだから


夢野秋に憧れる後輩も沢山いる


ちなみにこのことも秋は気づいてない


、俺全然好かれないんだよね〜


なんて言ってた時には


こいつめ、とも思ったが


たしかに第1印象を怖いという人は


そう少なくない


まあ、でも。確かに怖いっちゃ怖い


でも偏見以外の何物でもない



夢野「阿部ちゃん阿部ちゃん」

『なに?』

夢野「なんでもないっ」

『なにそれ、』



そう言ってニコニコと笑いながら


こちらを向く秋。


何が怖いんだ


むしろめっちゃ可愛いでしょ


たぶん、きっと、絶対


こんなにも可愛い男子はいない。


罪な女がいるなら


罪な男の代表例は


きっと、目の前にいるこいつだ。


ラウールや康二がくっつけば


嫌がりながらも内心は嬉しがってることくらい


わかり易すぎてもはや微笑ましい



ラウ「秋君!!!」

夢野「うっわ、また来たよ」



そんなことを言いながらも


楽しそうに笑い合う2人は


完全にSnow Manの癒し



夢野「いつまでいんの?」

ラウ「帰るまで!」

夢野「なっが、」

ラウ「邪魔?」

夢野「もちろん」

ラウ「じゃあずっといる!!」

夢野「聞こえてた?」



そんな淡々とした会話も


聞いているだけで頬が緩む


数分後、また目を向ければ


一緒にYouTubeを見て笑ってる


結局嬉しいんだ



向井「なに?ふっか羨ましいん?」

深澤「そんなんじゃねぇよ!」

渡辺「わかりやす、」

深澤「はあ!?」



イチャつく2人から少し離れたところで


そんな会話が始まる



深澤「でも、若いっていいよな」

『いや、言うて変わんないから』

向井「ほんまやで」



我が子を見つめるかのように


スマホ画面を見ながら


同じタイミングで笑い合う2人を


ほかのメンバーがひたすら眺める



向井「2人ともなんか可愛ええよな」



康二がボソッと言った言葉に


みんな揃って


「わかる」、なんて言って返すから


そんな会話に面白くなって


みんなで笑う



夢野「ちょっと、そっちだけで楽しそうにしないでよっ」

向井「いや、こっちのセリフやわ」



え?、なんて顔をする秋に


またみんなで笑い合う


今日もみんなの笑顔の源


夢野秋君でした。



























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