第122話

120.
16,356
2021/11/30 11:28





新幹線から降りて、


電車でシェアハウスの近くの駅まで。


少し暗くなってきたシェアハウスまでの道を


2人、並んで歩く


二人の間に会話はない


だけど、それがどこか心地よくて、安心した


そんなことを思いながら歩いていれば


右手にそっと指が絡まれる


隣を見れば、少し満足そうに笑う翔太


間違い。なんだ


バレてしまったからと言って


そうゆう関係になっていい訳では無い


だから、



『だめだよ、翔太』



そつ言って自分の右手を


翔太の左手から離す



渡辺「なんで」



そんなふうに次は不機嫌そうな顔をして


そっぽを向く



『そうゆう関係になっていいわけじゃない』



ダメなことはダメ。


とくべつなかんけいになったけど、


あくまでそれまでだ。


きっぱりと翔太にそう言うと


またいつものように納得いかないような顔で


不貞腐れる


でもこれが正しい


影でそうゆう関係になってしまえば


滝沢くんにバレた時に収集がつかなくなる


ただでさえ、


もう既にSnow Manにいてはダメなのに


こうしていつも通り翔太の隣を歩いている


そんなことを思っていれば


シェアハウスの目の前だった



『ただいま』



シェアハウスの中に入り


リビングの扉を開けた瞬間


何となく予想はついてた。


そのまま、ラウールが飛びついてくる



ラウ「おかえり!!秋君!!」



そう言っていつものように


にっこにこで笑うラウール


笑いながらラウールの頭を撫でたあと



『お土産は?』



なんて聞くけば


目を輝かせてはしゃぎだす


机にお土産の紙袋を置けばみんな集まってきた


紙袋の中を見ながら


目をきらきらさせているメンバーを見て


やっぱりここが1番だ、なんて


無責任な感想がでてきた



阿部「おかえり」



そう言って隣に阿部ちゃんが来る


ただいま、とだけ返して


部屋に荷物を置きに行った


舘さんのご飯を食べて、

シャワーを浴びて、自分の部屋へ


それからは、荷物を片付け。









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