第47話

45.
18,800
2021/10/16 07:39





朝、鳥の鳴き声で目が覚める


なんて優雅な朝だ、


そんなことを思いながらサラシを巻いて部屋を出る


リビングに入って、おはよう、


なんて言ってくれる早起きメンバー


だいたい、俺が起きてくると


深澤、阿部ちゃん、照、舘さんはいる



目黒「あ、秋君おはよう」

向井「みんなおはよぉー」



そう言って、同じぐらいのタイミングで


康二と目黒が起きてくる



『おはよう、2人とも』

宮舘「秋、ごめんけど、もうすぐご飯できるから今日も頼んでいい?」

『ん、わかった』



そう舘さんに頼まれたら


残りの3人の部屋へ行く


もう、恒例化してきて


最近は起こし方もわかってきた



『ラウール起きろ、朝だよ』

ラウ「あとちょっと、」

『もー、舘さんに怒られるぞ』



それから、1度部屋を出る


ラウールはまだ高校生なだけあって


1度声をかけて最後にもう一度部屋に寄っていく


次は佐久間の部屋


なんて、部屋に入れば


珍しく起きて、ベットに座っている佐久間



『珍しいじゃん起きてるとか』

佐久間「今日嫌な夢見たから、」



なんて、少し悲しそうな顔をしながら


そんな事を言う



『めっちゃ元気ないじゃん、』

佐久間「ああ!!思い出しただけで嫌!」

『どんな夢だよ』



と、軽くツッコミを入れる


そっとしとけばそのうち


いつものテンションに戻るだろう



『じゃあ、俺、翔太とラウールも起こさなきゃだから下降りててね』



と言ってドアノブに手をかける


そんな俺に急に抱きついてくる佐久間



『えっ、どーした、?』

佐久間「秋が急にいなくなった夢だった」

『なにそれっ、びっくりすんじゃん。急に抱きつかれたら』

佐久間「すっごいリアルだったから、」

『なんか、夢だとしても嬉しいわ。そこまで悲しまれると』

佐久間「あたりまえ。俺秋がいなくなったら嫌だもん」

『ありがと佐久間』



そう言って佐久間の手をほどく



『先下行ってるね』



それだけ、言って部屋を出てった


佐久間が元気ないと少し調子が狂う


なんて、思いながら急いで翔太の部屋に向かった








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