第33話

番外編監察方
1,033
2020/10/29 09:12
ある時、輪廻が副組長の仕事をしていた時、土方とある人物が輪廻の部屋に訪れた。
土方 歳三
土方 歳三
おい、鬼狼
土方 歳三
土方 歳三
入るぞ。
輪廻
輪廻
?あぁ
土方と輪廻の知らぬ人物が入ってきた。
輪廻
輪廻
土方さん、そちらは?
土方 歳三
土方 歳三
あぁ、こいつは監察方の山崎だ。
山崎 烝
山崎 烝
初めまして、鬼狼副組長俺は山崎 烝です
輪廻
輪廻
初めまして俺は鬼狼 輪廻だ
土方 歳三
土方 歳三
鬼狼、こいつは新選組の医療や隠密行動などを行っている
土方 歳三
土方 歳三
もし、怪我などしたらこいつに頼れ。
輪廻
輪廻
分かりました。
土方 歳三
土方 歳三
山崎、鬼狼は武術などに長けている。
土方 歳三
土方 歳三
何か習いたいことがあったら鬼狼を頼れ
山崎 烝
山崎 烝
分かりました副長
そう言った後に暫くの沈黙があり、その沈黙を山崎が破った。
山崎 烝
山崎 烝
あの、副長何故急に紹介などさせたのですか?
土方 歳三
土方 歳三
お前達はお互いにお互いのことを知らないだろ?
輪廻
輪廻
あぁ
山崎 烝
山崎 烝
えぇ
土方 歳三
土方 歳三
緊急時にお互い分からなければ手助けが出来なくなる
土方 歳三
土方 歳三
そんな面倒な事態は起こしたくないからな。
山崎 烝
山崎 烝
そうですか
輪廻
輪廻
事は理解した。
土方 歳三
土方 歳三
そういうことだ、後は二人で話でもしてろ。
と言って土方は部屋を後にした。
土方に急に二人にされたので山崎も輪廻も少しの間固まり沈黙していた
山崎 烝
山崎 烝
あ、あの鬼狼さんは何故そんなに強いのですか?
輪廻
輪廻
...周りからの期待と幼き頃より一人で生きてきたからな
山崎 烝
山崎 烝
一人で生きてきた..?
輪廻
輪廻
幼い頃両親を亡くし子供であるから大人からはなめられることもあっただから力をつけた。
山崎 烝
山崎 烝
それは...すみません
輪廻
輪廻
別に何年も前の話だ。気にしてない
山崎 烝
山崎 烝
そうですか
輪廻
輪廻
山崎さんは、何故医療が出来るのですか?
山崎 烝
山崎 烝
実家が針医師を営んでおりまして、そこから少しの教えてもらったのです。
輪廻
輪廻
そうでしたか。
そう言った後、又少しの沈黙があった。
山崎 烝
山崎 烝
あ、鬼狼さん俺にさんも敬語もいらないです。
山崎 烝
山崎 烝
呼び捨てで呼んでもらって構いません
輪廻
輪廻
そうで...そうか
輪廻
輪廻
分かった
輪廻
輪廻
俺も呼び捨てと敬語はなくて構わない
山崎 烝
山崎 烝
いえ、俺のは癖なんで気にしないで下さい。
輪廻
輪廻
そうか。分かった
と、言って時間が進むごとに二人の仲が良くなっていった。
山崎 烝
山崎 烝
それでは俺はこれで失礼します。
輪廻
輪廻
あぁ分かった。
と言いその後山崎は部屋を出ていった。

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