第17話

十六話
1,249
2020/03/12 11:06
など、話していた。
平助達との試合が終わり、一週間がたった頃その日の夜に事件が起きた。
皆の夕餉が終わって食休みをしていたら...
藤堂 平助
藤堂 平助
おいっ!
原田 左之助
原田 左之助
どうした、平助そんなに慌てて。
藤堂 平助
藤堂 平助
大変だっ!
藤堂 平助
藤堂 平助
羅刹達が逃げ出したっ!
土方 歳三
土方 歳三
何っ!
土方 歳三
土方 歳三
てめぇら、さっさと準備して行くぞ。
斎藤 一
斎藤 一
了解です。
藤堂 平助
藤堂 平助
あぁ
永倉 新八
永倉 新八
おう
原田 左之助
原田 左之助
分かったぜ。
沖田 総司
沖田 総司
分かりましたよ。
輪廻
輪廻
あぁ、了解した。
皆が、羅刹達が居なくなったのを知り、目が鋭くなり、雰囲気もすっかり変わった。
それから、隊服を着て、外に出た。
そこから、皆が数人で別れて探すことになった。
輪廻は、沖田、土方、斎藤と一緒に探すことになった。
少し探していると、
???
ギャハハハッ!!!!
と、如何にも夜遅くの時間に似つかわしくない笑い方が聞こえてきた。
輪廻は、その笑い声が聞こえたとたん、走り出した。
沖田 総司
沖田 総司
えっ、ちょっ、輪廻君っ!?
輪廻が、急いで駆けつけると、羅刹達が地べたに座り込んでる男装をした女の子を刀で刺そうとしているところだった。
???
ひっ、いやっ!
輪廻は刀を鞘から抜き、その刀を羅刹達の心臓に突き刺した。
少女は、斬られると思っていたのに、体に何も起こらないことが不思議になり目を開けると横に羅刹達の死体、上に輪廻の顔があり驚いていた。
沖田 総司
沖田 総司
ちょっと、輪廻君、倒すの早すぎ。
輪廻
輪廻
そんなことはない。
斎藤 一
斎藤 一
急に速度を上げて走っていくから驚いたぞ。
輪廻
輪廻
そうか、驚かしてすまん、斎藤。
そう、三人が話している内に土方が少女に向かって話していた。

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