「」蘭
『』竜胆
()心の声
【】その他登場人物
蘭side
「ただいま!」
母【おかえり!蘭ちゃん、凛ちゃん】
【今日のおやつはいちごのタルトだからね早
く手を洗ってきなさい】
「わかったよ」
『わかった』
『ねぇ兄ちゃん』
「どーした?凛」
『また母さん俺らのことちゃん付けで呼んでた』
「そうだな」
俺の母親は、俺らのことを女の子として育てている。
なぜなら、母親は女の子の双子が欲しかったから。女なら、一緒に買い物出来たりするからだろう、
けど俺らは女じゃない
そのことを知った母は、俺らにスカートを履かせたり、フリフリのワンピースを着せたりしている。
そして、俺らを女だと思い込んでいる。
【はい、どうぞ 今日はね、上手く作れたの】
「そうなんだ!すごく美味しそう!」
『俺、腹減ってないからいらない』
【凛ちゃん、私でしょ?】
『……』
凛は女とし育てられていることに納得していないらしい。
「私、凛が心配だから見てくるね」
タルトを少し急ぎめに食べ、俺は凛の部屋に行った。
いったん切ります✂️
文章とか考えるの得意じゃないから意味わからないかもしれない😅
❤と🌟よろしくお願いします!
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!