今日は8月24日。
エイちゃんが私に「好きです。」って言ってくれたあの日から今日で1年。
私の片思いだと思っていた恋が、両思いになった日から1年。
でも、エイちゃんはあの日とは変わってしまった。
エイちゃんとのLINE
エイちゃんは最近ずっとこんな感じ。
私に興味がないみたい…
なのに、教室で隣のすずかとは、
って、いつも楽しそうに喋ってる。
もう、エイちゃんは私のことが好きじゃないのかな、、、
もう、別れた方がいいのかな、、、
ってここ最近ずっと思ってる。
最近、すずかとも上手くいってない。
すずかにエイちゃんが取られるんじゃないかってずっと思っちゃってる。
すずかは… エイちゃんのことが好きなの？だからそんなに話しかけるの？
エイちゃんもすずかのことが好きなの？
なんで…なんで…
そう思ううちに、私は自然とカッターを取り出し、自分の腕を切っていた。
いわゆる、自傷行為というやつ。
血がポタポタと垂れる。
最近はこれをしないと、イライラしちゃってしょうがないの。
なのに、エイちゃんはこの傷のことに気づいてるはずなのに、何も言ってくれない。
私は、そらにエイちゃんと別れようと思っていることを伝えるために、LINEでそらに話しかけた。
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第3話 愛しい彼とのすれ違い【3】
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私が私を嫌いでも、その傷ごと愛してくれる人に出会えたなら ＊毎週土曜日20時台更新です 4/4 ランクアップ→ゴールド 表紙：整ちゃん（成分無調整） https://novel.prcm.jp/user/48c8511b2df26a024bef81c1627f3cd641a30bd2
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編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました！