20××年 ××月 ××日 ×曜日
9:00
彼女の名前は音愛華 詩央里
音楽大学に通っている大学3年生
いわゆる、遅生まれだ。
詩央里は今から大学に行く
3種類のギターを車に乗せて。
詩央里は免許を1発でとり車通学をしている
詩央里は基本どの楽器でも使えるがギターに関しては右に出る物はいないと言われている
彼女がそう思うのには理由がある
それはまた後ほどの話だが
詩央里が車を走らせて10分
大学が見えてきた。
車を駐車場にとめ車から外に出ようとする
ガチャ
大学生「ヾ( 〃∇〃)ツ キャーーーッ♪」
詩央里が大学を早く卒業したい理由その1は、周りがうるさいから
詩央里は才色兼備である
そのため、女子男子問わずに人気なのだ
詩央里はそんな声には構わずギターをトランクから取り出し、ギター三本を大きなボックスの中に入れた。
ボックスは動くようになっていて引っ張ると着いてくるようになっている。
そんな言葉を言っていると一人の女の子が近くから現れた。そして、
女子「持っていきますよ」
女子「い、いえ!こちらがやりたいので!」
女の子が詩央里の荷物を移動させた。
詩央里が歩き出すとその後ろを着いてくる。
詩央里は校内に着いたら
そう声をかけた
女子「は、はい!」
そして、詩央里は音楽室へと向かった
音楽室
1限目と2限目はどっちもギターを使う
なので、ギターを3種類持ってきた。
アコギ、エレキ、ベースの3つだ
詩央里は特にエレキが得意。
ギターなら全部得意なためよく見本にされることがある。でも、高等テクがありすぎるため1部の人しか出来ないらしい。
本来なら朝のHRがあるはずだが、詩央里はギターを使う時は絶対に受けない。先生からも許可は貰っている。詩央里が言うに……
との事だ
詩央里は、ギターケースからエレキギターを出した。
まず最初に音合わせ
音程がズレていたら元も子もない
だが、詩央里の凄いところはここでも発揮される。
音程の合わせは自分の声でやる
詩央里は絶対音感を持っていて、自分の声の方が合わせやすいらしい。
それも歌いながら
まふまふさんが動画であげていたエレキギターのベルセルクを思い出した詩央里は、ベルセルクを歌い出す
影から視線を感じたが気にしないようにした詩央里
影から見ていたのは……
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。