プリ小説

第24話

悲鳴
赤井夏稀
舞ちゃん、無事で良かった…
倉持柊翔
…はい……
正直、俺はよく分からなかった。
どうして今まで舞は隠れていたのか。
そして、あの言動はなんなのか。
いつもの舞ならあんな言い方もしないし、
ましてや人を殺すなんて絶対にしない。
だからこそ、少し気にかかった。
それよりも今は逃げることか…
赤井夏稀
美琴ちゃんはクリアして、湊君
は死んじゃったみたいだから…
龍田斗真
あとは菜々海さんだけか…
倉持柊翔
あと1人殺したらクリア。
その時、玄関の扉が開く音がした。
すると、夏稀さんが立ち上がった。
龍田斗真
夏稀さん…?
赤井夏稀
…私が行くから、隠れてて。
倉持柊翔
ちょっと、待ってください…!
いきなり過ぎですよ…!?
赤井夏稀
私には柊翔君達と同じ年の妹が
いるんだ。紗奈っていうの。
だから…紗奈と重なるから君達
には死んでもらいたくない。
真剣な表情でそういうと、夏稀さんは
「絶対に生き残ってね。」と微笑みながら言うと、拳銃を取り出し部屋から出た。
龍田斗真
………俺も行く。
倉持柊翔
え?
龍田斗真
夏稀さんの手助けしてくる。
出て行こうとするから、俺は思わずその腕を掴んで止めた。
倉持柊翔
いやいや、待て。俺も行く。
龍田斗真
柊翔は脚を撃たれてるし…それ
にお前がいなくなったら菜々海
さんがこの部屋に来たら舞は即
殺されるぞ?
倉持柊翔
!……分かった…
龍田斗真
……簡単に殺されるより立ち向かった方がかっこいいだろ?
あ、舞。舞も休んでて。脇腹を
撃たれたって聞いたし…
神崎舞
ありがと…
起きた舞は俺達に背を向けたまま窓から月をじっと見ている。
龍田斗真
それじゃ。
ニッと笑うと斗真は部屋から出て行った。
下の階からドタバタと音が鳴っている。
倉持柊翔
……どうしてこんなことになったんだろうな…
神崎舞
…僕に聞かないでよ。
倉持柊翔
ごめん…
神崎舞
別にいいけど…
まぁ、強いて言うんだったら…
倉持柊翔
言うんだったら…?
神崎舞
何か悲しいね、このゲームがあるせいで知った皆の本心が…
倉持柊翔
ああ…
すると、下の階から聞こえた。
赤井夏稀
斗真君!!!!!
倉持柊翔
え…?
神崎舞
これは僕も手伝いに行った方が
いいかな……っ!
舞は立ち上がろうとしたが、脇腹を押さえ
再びその場に座り込んでしまった。
次に聞こえたのは夏稀さんの悲鳴。
そして、階段を上がる足音が聞こえてくる。
倉持柊翔
こうなったら…!
俺は少し足を引きずり廊下に出る。
2階に来た菜々海さんと目が合った瞬間、
俺は痛む足にムチを打ち走って舞冬さんの
部屋に飛び込んだ。
潘野菜々海
柊翔君、待ちなさーい。
扉をガンガン叩き、やがて開く。
俺は押し入れの中に隠れた。
倉持柊翔
……。
俺が菜々海さんをどうにかしないと…
このままじゃ、俺も舞も…

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✨舞✨
✨舞✨
いつも作品にお気に入りをしてくださる方! ありがとうございます!! こんにちは、✨舞✨です! 更新日は決まっていませんがご了承ください😅 《連載中》 『元の世界へ』『復活ゲーム』 『君達の投票で命は決まる』 《予定作品》(内容考え中の作品) 『DEATH GAME 〜1.5〜』 『DEATH GAME Return』 《完結》 『DEATH GAME』シリーズ (?) 〜0〜「全ての元凶となったDEATH GAME」 〜1〜「これからDEATH GAMEを始めるよ!」 〜2〜「霧ヶ崎中学校卒業式編」 〜3〜「日本中を巻き込んだ生き残りゲーム」 〜4〜「DEATH GAMEは終わらない?」 『学校閉鎖』『天才ゲーム』 専用タグ↪︎✨舞✨ 考えがごっちゃになったら作品を消してしまうことが あります!本当にすいません🙇 基本👻ホラー👻を投稿する予定! ぜひ良かったら読んでみてください! ♡やコメントがあると、投稿の励みになりますので いつもしてくれる方、感謝しています!!
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