プリ小説

第29話

奇跡 side???
俺は家を出た。
走り少しでも遠くへ遠くへ。
左目は残念だけどもう使い物にならない。
肩から血は流れ続け、そろそろ気持ち悪い。
どうやら、ここまでみたいだ。
せめて、誰にも見られない場所で…!
森に向かって走っている途中、誰かが左側に
いるような気がしたが、それを気にしている
余裕なんか俺には無い。
森に入り、走り続ける。
すると、少し開けた場所に辿り着いた。
中央には巨大な木がある。
巨大な木には…ツリーハウスがあった。
何だあれ…
最後の力を振り絞りツリーハウスへ。
中は本が置いてあったり薄い毛布が置かれていたりしていた。
他にも確認しよう。そう思ったが…
俺はツリーハウスの中でそのまま心臓が停止した。












気付くと俺は真っ暗の中、道を歩いていた。
ここ何処だ…?
周りを見渡すも全てが黒く染まっている。
けれど、一歩一歩踏み出す度に体が心地よくなっていく。
このまま、歩けば皆がいるところにいけたりするのかな…
歩き続けると、門が見えてきた。
門の前には何故か美琴が立っている。
???
何で美琴がいるんだ?
日下美琴
貴方が来るのはこっちじゃない
ってことを伝える為だよ。
???
こっちじゃない?
日下美琴
そう、生き返りたくないの?
???
生き返りたいけど…
日下美琴
まだ生死の境をさまよっている
貴方は生き返ることが出来る。
まぁ、私はもう死んだけどね。
???
どうやって?
日下美琴
来た道を戻りなさい。来る時は
心地よくなった、だから、戻る
時は苦しくなる。けど、それを
抜けたらきっと戻れる筈。
???
ありがとう…けど…
日下美琴
ん?
???
美琴はどうしてそんなに教えて
くれたんだ?DEATH GAMEでは
人を殺しまくったのに…
日下美琴
ん〜…やっぱり、殺しちゃった
けど、長年一緒に過ごした仲間
っていうのが残っているから、
ってことになるかな?
???
仲間か…
日下美琴
ほら!早く戻りなさい!
美琴はいつもの優しい笑顔で笑うと俺の体の向きを変えて背中を押す。
俺はスグに振り向いたが誰もいなかった。
行くか…
そして、俺は歩き出す。
美琴の言っていた通り、だんだん息が苦しくなってくる。
ずっとずっと、歩き続ける。
すると道の先に見えたのは…光だった。
俺は見えた瞬間、走り出す。
そして、その光に頑張って手を伸ばす。










ツリーハウスの天井が見える。
体を起こすと肩や頭に包帯が巻かれている。
小さい傷には絆創膏、目の応急処置もされている。
まさか、美琴が…?
スマホを取ると運良く充電が残っていた。
今は…26日の朝3時。
ゆっくりと歩き村に戻る。
村に戻ると、村を出る用意をした。
スマホの充電を集会場で待っている間、ふと
机に置かれているノートが目に入った。
中を見ると、舞が書いたものらしい。
最後は謝罪文で『本当にごめんなさい。』
と書かれていたので、『大丈夫だよ。』と
俺は書き込んだ。
スマホの充電が終わると俺は村を出た。
すると、杉山さん達がたまたまいて、俺は
保護されて他の人は行方不明とされた。
どうやら、1人になるまで終わるということが伝わっていたらしい。
俺はたまたま生き返っただけで勝者は多分、舞だと思う。
俺はスグに病院に連れて行かれて傷の処置を受けた。左目はもう見えない、と診断され、俺はこれから片目生活を送ることになった。
やがて、旅行に行ってた両親が戻ってくる。
それからは引越し、静かに生活をした。
ある日、お母さんが言ってきた。
『一人は寂しくない?』
まぁ、元から一人っ子だけど…
少し、つまらないという考えがあったので、
『うん。』と答えると俺はお母さんと孤児院に行った。
そこで、お母さんは
『一人ぼっちの子達は多いから新しい家族になりましょう。』
つまり、孤児院の子を引き取ろう。と言った
どうやら、一緒に過ごすのは俺が接しやすい方がいいらしく俺が探すことになった。
お母さんが院の人と話をしている間、俺は
孤児院内をさまよっていた。
今は外で遊ぶ時間らしく、みんなが庭に出ている。廊下から庭を見ていると…
…その中でも一人ぼっちの子がいた。
庭の隅で一人で絵を描いている。
周りの子達も仲間にする様子は無く、その子以外で遊んでいた。俺はその子に近づき横でしゃがむ。
???
ねぇ!
女子
え、わ、私ですか?
???
うん、そうだけど?
女子
…話しかけない方がいいよ。私
名前が男っぽい。って言われて
いじめられているんで…
???
なんて名前?
美竹友紀
友紀……美竹友紀です。
???
友紀ちゃんか!かっこいい名前
じゃん!
美竹友紀
!……
???
あのさ!友紀ちゃんが良ければ
なんだけどさ、家に来ない?
美竹友紀
君がいいなら行きたいけど…
???
じゃあ、行こ!
俺は友紀ちゃんの手を引きお母さんのところに向かった。
そして、俺達に家族が増えた。
月日が経ち、DEATH GAMEに巻き込まれた時はかなり驚いた。
まさか、俺に2回目があるとは…って。
まぁ、そう言いながらも生きているからいいかもしれないって思うけどさ。









佐野悠哉
君は一体…?
確かに話の中と同一人物。
左目には大きな傷痕がついていた。
神崎舞
あの杉山が隠してたんだ!
生きているって言うのを!
台所から食事を終えた俺達の食器を片付けている舞ちゃんの声が聞こえてくる。
神崎舞
なぁ、”斗真”!!!
佐野悠哉
斗真って…
龍田斗真
俺、龍田斗真って言います。
美竹友紀
誕生日の差で私の義兄です。
そう言って、斗真と友紀ちゃんは苦笑いを
浮かべていた。

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✨舞✨
✨舞✨
いつも作品にお気に入りをしてくださる方! ありがとうございます!! こんにちは、✨舞✨です! 更新日は決まっていませんがご了承ください😅 《連載中》 『元の世界へ』『復活ゲーム』 『君達の投票で命は決まる』 《予定作品》(内容考え中の作品) 『DEATH GAME 〜1.5〜』 『DEATH GAME Return』 《完結》 『DEATH GAME』シリーズ (?) 〜0〜「全ての元凶となったDEATH GAME」 〜1〜「これからDEATH GAMEを始めるよ!」 〜2〜「霧ヶ崎中学校卒業式編」 〜3〜「日本中を巻き込んだ生き残りゲーム」 〜4〜「DEATH GAMEは終わらない?」 『学校閉鎖』『天才ゲーム』 専用タグ↪︎✨舞✨ 考えがごっちゃになったら作品を消してしまうことが あります!本当にすいません🙇 基本👻ホラー👻を投稿する予定! ぜひ良かったら読んでみてください! ♡やコメントがあると、投稿の励みになりますので いつもしてくれる方、感謝しています!!