プリ小説

第25話

喧嘩
俺は持っている武器を確認する。
持っていたのは爆薬とそれの起爆装置。
倉持柊翔
……。
こんなところで爆薬使ったら俺もアウトだ、
結論としては使えない。
サバイバルナイフは舞が持っている。
いや、待て?そもそも菜々海さんがまだ俺を殺そうとしている理由は?夏稀さんか斗真を殺したなら殺す必要は無いんじゃ?
壊れてるから考えたところで無駄か…
そこまで考えると、菜々海さんが押し入れの前に来たので、俺は奥に入り込む。
潘野菜々海
ここかなー??
菜々海さんは襖を開けると中を覗き込む。
俺は布団に潜り、奥へと進む。
すると、なんと布団を取り出し始めたのだ。
倉持柊翔
………。
いや、待って!?これじゃあ、みつかる!
少し慌てながら進む、すると触ったのは…
……見慣れないダンボール。
これは…!
まさかと思い開けると見事にビンゴ。
ダンボールの中には武器が入っていた。
舞が舞冬さんの部屋にも隠したって言ってた
それを思い出したのだ。
俺が手に取ったのは、扱いやすそうな小型のナイフと手のひらサイズの拳銃。
潘野菜々海
……みーつけた。
菜々海さんと目が合う。
刃先を俺の方に向けてそれを突き出した。
何とか避けると襖を思いっきり開け、部屋に転がり出る。
倉持柊翔
う、うわぁぁぁぁぁぁぁ!!!
震える手で拳銃を握るとそれを、菜々海さんの足に向かって撃った。その場に崩れ落ちる菜々海さん。
潘野菜々海
っ…!
倉持柊翔
舞冬さんの痛みを味わえ!!!
小型ナイフを掴むと俺はそれで菜々海さんの心臓に思いっきり突き立てた。
潘野菜々海
がはっ…!!
すると目を見開いたまま、菜々海さんの動きが止まる。
『俺が菜々海さんを殺した。』
そう感じた瞬間、俺は自分の行った事が怖くなり後ろに後ずさる。
倉持柊翔
お、俺が…菜々海さんを…!
廊下に視線を移すと、虚ろな目をした舞が
立っていて俺を見ていた。
倉持柊翔
ま、舞……
神崎舞
…夏稀さんが台所で死んでた。
あと玄関に血痕が残っていた。
誰のかとは言えないけど、多分
斗真のだと思う。
倉持柊翔
斗真が死んだ…?
神崎舞
…あの出血だと相当出てるから
死んでいるかもね。
倉持柊翔
そんな……てか、お前…!
神崎舞
何。
倉持柊翔
何で冷静でいられるんだよ!!
夏稀さんと斗真が死んでさ!!
それなのにどうして!?
怒鳴りながら俺は目に涙を浮かべていた。
どうしても理解出来なかったから。
神崎舞
僕が何で冷静にしていられるのかかぁ…
少し驚いた表情になるとスグにいつもの表情に戻った。
神崎舞
…冷静では無いよ。
倉持柊翔
はっ、ここまできてふざけた
こと言えんのか!凄いな!!
斗真が死んだことに対した、八つ当たり。
そんなこと分かっていた。
なのに、俺は文句を言うのをやめなかった。
やがて、遂に俺は言ってしまった。
倉持柊翔
舞は親がいないからそんな風に
育ったんだな!最悪なやつ!!
そんな性格だから、親がいなく
なるんだろ!?
神崎舞
!……
俺の言葉に舞は俯いた。そして、顔を上げる
神崎舞
そっか…そうだね、うん。
何故か少し微笑みながら言った。
舞は襖の中から爆弾を取り出すと廊下に出て階段の方に体を向ける。
神崎舞
……柊翔には見損なったよ。
その声は低く唸るように言い放った。
歩き出す舞の目は暗く不気味に光っていて、
まるで獲物を探す狼のようだった。
倉持柊翔
ちょっ、舞!!!
足を引き摺り慌てて廊下に顔を出すも、そこに舞の姿は無かった。
俺は舞に今、一番最低なことを……
そして、俺は無言で部屋を出た。

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✨舞✨
✨舞✨
いつも作品にお気に入りをしてくださる方! ありがとうございます!! こんにちは、✨舞✨です! 更新日は決まっていませんがご了承ください😅 《連載中》 『元の世界へ』『復活ゲーム』 『君達の投票で命は決まる』 《予定作品》(内容考え中の作品) 『DEATH GAME 〜1.5〜』 『DEATH GAME Return』 《完結》 『DEATH GAME』シリーズ (?) 〜0〜「全ての元凶となったDEATH GAME」 〜1〜「これからDEATH GAMEを始めるよ!」 〜2〜「霧ヶ崎中学校卒業式編」 〜3〜「日本中を巻き込んだ生き残りゲーム」 〜4〜「DEATH GAMEは終わらない?」 『学校閉鎖』『天才ゲーム』 専用タグ↪︎✨舞✨ 考えがごっちゃになったら作品を消してしまうことが あります!本当にすいません🙇 基本👻ホラー👻を投稿する予定! ぜひ良かったら読んでみてください! ♡やコメントがあると、投稿の励みになりますので いつもしてくれる方、感謝しています!!