第7話

遅刻②
538
2018/06/21 13:20
あなた

はぁっ…はぁっ…

大貴
ふぅ…疲れたね。大丈夫?
呼吸が乱れちゃった…。

あれ…大貴くんは全然疲れてないみたい…。
運動得意なんだなぁ。
あなた

私は…だい、じょうぶ…だよ、!

呼吸が乱れてしっかり話せない。

なんか、恥ずかしい__。
大貴
…ぷっ
あ、大貴くん…笑ってる…??
あなた

え、っと

大貴
あなた面白いな、やっぱり😁
あなたの呼吸整うまで待つから。安心して
でも、そしたら…
あなた

…大貴くんまで、遅刻しちゃうよ!
私のことは気にしなくていいから、先に行ってて?

大貴
そんなのダメだって。もう遅刻してもいいかなって。あなたと一緒だしさ!
大貴くん…。なんて、温かい人なんだろう。

私は、こんなに優しい人を、忘れてしまったんだ。
…私、最低じゃん。
あなた

……大貴くん。

大貴
ん?
あなた

ごめん…ごめんね!私、こんなに優しくしてくれる大貴くんのこと忘れちゃって…最低だよね

大貴
そんなことないよ…
あなた

え?

大貴
だって、あなたが事故にあってしまったのは、俺の責任でもあるから…
え?どういう…こと?
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みなさんこんばんは😊
いつも、“ 何も知らなかった。”を読んでくれてありがとうございます!
今日は少し短めになってしまいました…。
次回はもう少し長くしようと思います!
今後もよろしくお願いします☺️

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