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第1話

1…
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2020/06/17 09:09
俺は生まれてからずっとここにいた、
この、何も無い、無音で、どこか寂しいような、密室、
窓はあるけどすごい高い位置にあるし、開いてるとこを見たことなんてありゃしない
莉犬
莉犬
お腹空いた…ご飯…あの美味しいご飯が食べたい、、、
鎖で繋がれているから何も出来ないし、、、、、
<莉犬、ご飯よ
なんだろう、、、、どこか懐かしくて落ち着く声だ
莉犬
莉犬
……だれ?
りぬ母
りぬ母
私よ、莉犬、お母さんよ
莉犬
莉犬
おかあ、さんっ…?
りぬ母
りぬ母
そうよ、今お父さんが出張でいないから私が作ったのよ
りぬ母
りぬ母
お父さんには内緒ね?(●′∀'●)
莉犬
莉犬
うんっ、ありがとう…!お母さん( *´꒳`*)
りぬ母
りぬ母
食べ終わったら呼んでちょーだい?
莉犬
莉犬
わかった!
バタン
莉犬
莉犬
いただきますっ!
ŧ‹”ŧ‹”( ‘ч’ )ŧ‹”ŧ‹”
莉犬
莉犬
おい、しいっ✨✨✨✨
莉犬
莉犬
お母さんの手料理ってこんなに美味しかったんだっっっ✨
<あ、あなた、出張は?
<中止になった
<そうなの、、あ、莉犬にご飯あげといたわよ
<そうか
りぬ父
りぬ父
莉犬、、
莉犬
莉犬
あっ、、、
りぬ父
りぬ父
は?お前、まさか母さんの手料理を食べたのか?
莉犬
莉犬
あっ、、えっと、これは…
りぬ父
りぬ父
お前がそんな贅沢していいと思ってんのか!!!!!
バチンッッッ!!!!
莉犬
莉犬
っ…………
りぬ父
りぬ父
いいか?次そんなことしてみろ、お前の首が吹っ飛ぶからな
莉犬
莉犬
は、はい、、、グスッ…
バタン
莉犬
莉犬
もうっっいや、、、、
俺は窓の方を見て思った
莉犬
莉犬
外に、出てみたい…
もちろんそんなこと出来るはずがない、部屋は密室でお母さんはずっと家にいるっぽいし、
莉犬
莉犬
なんとか、出来ないかなぁ…
そんなことを考えながら眠りにつくのだった
…………………………………………
主
短くてごめんよぉ💦
主
元のお話よりかなり省略しちゃうかもだけど許して💦
主
おつ!

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