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第18話

頑張って、信じる
you
you
ん………夕方?
轟焦凍
正しくは6時半だな
you
you
わっ!焦凍か……
そこは救護室だった。
どうやら、意識を失って数十分ってところだった。
you
you
みんなは?
轟焦凍
外でカレー作ってる
窓から見ると、にぎやかな声が聞こえ、協力して作ってるみたいだった。
麗日お茶子
わっ!爆豪くん包丁うまっ!……意外やわ…
爆豪勝己
意外ってなんだっ!
包丁に上手いヘタなんざねぇだろぉ!
上鳴電気
でた。久しぶりに才能論
切島鋭児郎
みんな元気すぎんだろ……
訓練で疲れてるはずなのに、協力して作ってる。
you
you
焦凍はいいの?手伝わなくて
轟焦凍
大丈夫だ。
もう少ししたら、手伝いに行くから
you
you
………ありがとう
轟焦凍
…………もう、体調はいいのか?
you
you
うん。個性の使い過ぎみたい
轟焦凍
それならいいけどな
無理はすんなよ、
みんな心配する……俺もな
こんなことを言われたのは初めてでとても嬉しかった。
轟焦凍
じゃあ、俺は先生を呼びに行くから
you
you
…………待って
袖を掴んでしまう。
無意識に……
you
you
もうちょっとだけ………もうちょっとだけ
隣にいて………話を聞かせて………
何をしているのか自分でもわからない。
でも、この気持ちは
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親戚の家で嫌われていることはわかってた。
you
you
宜しくお願いします
親戚
親戚
……………
何を言っても無視か、嫌味を悪口を言われるかのどちらかだった。
親戚
親戚
うちの家のご飯を勝手に食べないで!?
そんなこともわからないのっ!?
迷惑をかけているのだから、
せめてもの恩返しとして作った夕ご飯も
残飯となった。
親戚
親戚
あなたは、私達の家族じゃないの!!
この家のものはあなたのものじゃない!
触らないでって何回も言ってるじゃないの!
知ってる。
でも、お風呂に入らなきゃ臭くなるし
ご飯を作らなければ、食べなければ死んでしまう
寝なければ体も重くなるし
逆に迷惑をかけてしまう。
なら私は、何をすればいいの?
you
you
………わかんないよ
唯一、与えられた廊下に引いた布団と生活に最低限なもの。
それらはボロボロで、布団なんかは寒い冬には地獄のようなものだった。
だから私は頑張った。
虐められても、殴られても、悲しくても
頭が良くて、運動もできて、優しくあろうと
いつか報われると信じて
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今でも分からない。
でも、
轟焦凍
ああ。ちょっとだけな
皆、あなたを待ってんだから……
少しだけ、
you
you
うん……
報われたような気がした。