焦凍に先生を呼んでもらい、待っていたらすぐに来た。
その後にものすごく怒られた。
慌てふためく相澤先生は面白かった。
個性を伸ばしたいのに無理はするなはダメだし、個性は無理する程度がちょうどいいのだから。
その後、しばらく訓練メニューについて相談して、丁度みんながカレーを食べる時間に合流できたのだ。
カレーを食べた後、宿泊施設へと戻った。
その廊下で
かっちゃんに話しかけれた。
言うことにしたからには、簡潔にわかりやすく、手短に話した。
かっちゃんはしばらく考えて結論が出たみたいだった。
あの時というのは多分、1on1の決勝の時のことだろうな。
ボソッて言った!
あのかっちゃんが?!
しばらく、呆然と驚きで立っていた。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
やっと我に返った。
かんたんなやりとりはすぐに終わったので、
風呂に入ってサッサッと寝ることにした。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
次の日
今回は主に腐敗靄の濃度の変換だ。
程度を考えてしないと殺してしまうから。
木の葉を使って、完全に腐敗させたり中途半端に、半分だけとかを実践した。
これが意外と難しく、はじめの10回くらいは慣れなくてできなかったけど、それ以降は成功率も上がりいい感じになった。
ふと周りを見渡す。
死に物ぐらいで、個性を伸ばすために
ヒーローになる為に
私もヒーローになりたいから。
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!