無料ケータイ小説ならプリ小説 byGMO

第32話

外伝:出逢い
一年前。
篠崎あなた、中学三年生。
志望校に悩んでいた。
you
you
(明日までに提出ねぇ)
進路表を見てため息をつく。
決して頭が悪いわけではない。クラスの平均をさまよっているくらいで、選べる高校はある。
けど………
you
you
(伯母さん…出してくれるかな…………)
死んだ両親の残したお金はもう無いのだ。
その代わりに伯母さんが払ってくれてたけど……







伯母「ごめんなさいね、
   うちの子も中学校入るのよねぇ。
   だからあなたには……………なんにも無いわ」
あれは拒絶。
気遣ってはくれてたみたいだけど、要するに出ていけということだろう。
you
you
どうしよ…………
菜々伏ロロ
菜々伏ロロ
お悩みのようだね、
お嬢さん♪
you
you
…………だれ?
突如として現れた同年代(多分)の子。
菜々伏ロロ
菜々伏ロロ
私はね、菜々伏ロロさ
お嬢さんは?
you
you
篠崎あなた。
菜々伏ロロ
菜々伏ロロ
あなた…………あなたねぇ……
うん!じゃあ、あなたちゃん♪
悩みを話してご覧なさい
you
you
菜々伏ロロ
菜々伏ロロ
悩みさ
ため息ついてただろ?
私で良ければ協力するさ
you
you
…………
近くの公園のベンチに座り、話した。
どうにもならないことだし、話しても特に支障はないと思ったから。
菜々伏ロロ
菜々伏ロロ
ふぅん、そうか…………そうなんだね
なら、このロロちゃんが
アドバイスをしてあげよう
you
you
アドバイス?
菜々伏ロロ
菜々伏ロロ
6月6日、午前七時頃。
この街の商店街に行ってごらん
you
you
どうして?
今日が6月5日で…………明日だ。
菜々伏ロロ
菜々伏ロロ
分かるさ、きっと
騙されたと思っていってご覧なさいよ♪
you
you
………
本当だろうか?
けれども、結局私は足を出向けてしまった。
何かにすがりたいのだと思う。
かすかな希望に、悩み続ける私に終止符を打つ為に