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第11話

優しい
沈黙が走る。

先生はあなたの言葉を待ってくれているのだ。
you
you
………個性の発症は3歳くらいですよね
相澤消太
ああ
you
you
私は、人よりちょっと
個性の発現が遅くて、5歳のときに発現したんです
you
you
その時がちょうど、父と母と、
手を繋いでいるときで………
you
you
手を咄嗟に離したけど……………
制御できなくて……
話すたび、嗚咽が溢れる。

涙がーーーーーー、
思わず下を向いて話す。
you
you
母と父は死んじゃったんです
堪えた。
笑って言って誤魔化す。
you
you
それでっ………………それでっーー
オールマイト
もう言わなくていいよ、篠崎少女
震える体が反応する。
オールマイトが方に手を置く。
そして、オールマイトは相澤先生の方を見る。
相澤消太
…………事情はわかった
相澤消太
だが、個性の制御はできるのか?
you
you
できます。
あの日から精一杯練習したので
これは堂々と胸を張って言える。
相澤消太
それなら、文句はない
相澤消太
後は?
you
you
わたし、保険として
高迷彩の肌色手袋つけているんです
相澤消太
どんなやつだ?
you
you
これ、です。
私って個性の制御が
完璧ってわけじゃないんです
カバンの中身から、予備のものを見せる。
you
you
心身のゆらぎとか、
体調不良とかで
制御が効かなくなっちゃうんです
相澤消太
…………問題ありだ
オールマイト
いいじゃないか、相澤くん
you
you
以上ですね
相澤消太
分かった
相澤消太
個性については合宿のとき考えとく
you
you
分かりました
オールマイト
制御は頑張れよ、篠崎少女!
you
you
頑張ります
you
you
失礼しました
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七時になった。
you
you
まだ、早いかな
教室へといっても、やはり誰もいない。
you
you
ちょっと寝るか………
自分の机に突っ伏して寝る。
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上鳴電気
めんどくせーよな、日直って
耳郎響香
文句言わない
扉が開く。
上鳴電気
ん?あれってあなたじゃね
耳郎響香
寝てるね…………
上鳴電気
なんでこんなとこで寝てんだろ
耳郎響香
あんたねぇ、朝言ってたじゃんか。
忘れ物を取りに早めに学校に行ったって
上鳴電気
ああ、言ってたな
耳郎響香
起こしたほうがいいのかな?
上鳴電気
まだ時間あんし、
みんな来る前に起こせばいいだろ
耳郎響香
そうだな
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you
you
ん…………今何時!
耳郎響香
7時40分、あなた
you
you
あれっ?日直?
上鳴電気
そうだぜ
you
you
ごめ、なんかあった?
耳郎響香
あー、えっと……
you
you
耳郎響香
鏡、見てきたら?
you
you
そう、する?
ートイレー
you
you
なに、これ?
綺麗な落書き。
額に肉、と書いてありほっぺたにはひげが3本書かれている。
幸い、水性だったためすぐ取れたが……………
you
you
ふふっ
なんだか、笑えてきて
あなたはいつも人から避けられていたが、構ってもらえることはあまりなかった。

むしろ、一人のほうが楽だったのもある。
you
you
誰がやったの?(>0<;)
笑顔で言ってみる。
耳郎響香
上鳴が
上鳴電気
お前っ!人のせいに
耳郎響香
上鳴がしてた
上鳴電気
このぉっ!、
賑やかな朝の時間。
ついさっきまでの、嫌な出来事を吹き飛ばすほどの笑い。
とても楽しかった。