第23話

個性の使用
1,716
2019/08/31 04:20
you
you
はぁ、はぁ、はぁ
轟焦凍
大丈夫か?
you
you
うん、平気。
スピード上げるけどついてこれる?
轟焦凍
勿論だ
森を、獣道を走り抜ける。
不明確な足場は転げやすいし、疲れやすい。
だが、そんなときにも平気なように訓練した来た。
you
you
あっ!あれって、相澤先生?
轟焦凍
………本当だ。
とりあえず行ってみよう
距離にして200メートル
先生も焦った顔で走っている。
you
you
先生!
相澤消太
お前ら、無事だったか?
you
you
はい、どうにかですが…
足音がする。
ものすごい速さの
you
you
先生
相澤消太
わかってる、
緑谷!
緑谷出久
よかった………
大変なんです…… 
伝えなきゃいけないことが
たくさんあるんです
デクくんはボロボロで、決して無事とは言えるわけがないほどだった。
右腕の損傷、顔もこころなしか疲れてるし、体中傷だらけだ。
その背中にはこうたくんが不安そうな顔をしている
緑谷出久
僕は……マンダレイのところに行きます
それじゃ、こうたくんをお願いします!
急ぐデクくん。
あんな怪我なのに……
相澤消太
おい緑谷、まて!!
緑谷出久
……?
相澤消太
それなら、マンダレイにこう伝えろ
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
轟焦凍
相澤先生、
俺とあなたは他のクラスメートの
手助けをしたいと思います
相澤消太
………いいぞ、それが最善だ。
しかし、無茶だと思えば、撤退しろ
you
you
はい!
再び走り出す。
轟焦凍
おい、あなた
まずはどこにいく
you
you
さっき行く途中で見た!
変な奴。あいつ、放っておくと厄介事になる
ーーーーーーだから、
まずはそいつを倒す
轟焦凍
わかった。
でもよく周りを見てるな、あなたは
you
you
…………
私はそれしかできないから
それに、私視力はかなりいいの
轟焦凍
へぇ、ちなみに
you
you
4.0
轟焦凍
…………ははっ!
そりゃ信頼できる、あなた
焦凍は驚いて苦笑い。
you
you
行くよ
轟焦凍
ああ
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
you
you
あれっ!
轟焦凍
不気味だ………それに
爆豪もいる
you
you
!ーーーーーー焦凍!
轟焦凍
わかってる!
かっちゃんの目の前に氷の壁が現れる。
爆豪勝己
?!
いきなり、私達の登場に驚いている。
爆豪勝己
半分野郎と……意味不野郎!!
you
you
え?私?
轟焦凍
だろうな
その一瞬気を抜いて、
その後の一瞬で、戦闘体制に戻る。
ムーンフィッシュ
齒……………齒……………
you
you
相手の個性は何、かっちゃん?!
爆豪勝己
っ!?わっかんねぇー!
でも、歯みたいなやつを
伸ばして攻撃してやがる
轟焦凍
そうか…………いくぞ
爆豪勝己
何する気だてめぇ?
個性使用は駄目なんだぞ!?
you
you
もうすぐのはず
爆豪勝己
あ?!
マンダレイ
『雄英生徒に次ぐ!
 イレイザーヘッドの名において
 個性の仕様を許可する!!
 そして、かっちゃん!
 ヴィランから狙われているの
 できるかぎりにげなさい!!』
マンダレイの個性だ。
爆豪勝己
かっちゃんいうなぁ!!
そう、デクくんが伝えたのだ。
you
you
ここからが
轟焦凍
本番だ
私達の死闘が始まる。

プリ小説オーディオドラマ