side:西畑
今日は花火大会。
あなたの浴衣可愛いやろなぁ。。
よしっ。俺も浴衣着よ。
集合場所の時計台の下で待ってる時、
こっちにてくてく歩いてくる子を見つけた。
雪田『大吾ぉー!!』
髪を束ねた浴衣の君があまりにも可愛くて
言葉を失った。
雪田『大吾どうしたん??』
西畑「あかん。。可愛すぎる。。」
雪田「大吾もかっこいいなぁ!」
西畑「あ!!花火始まってまう!!」
雪田「ほんまやぁ!」
西畑「俺とっておきの場所知ってるから行くで」
雪田「わわっ。大吾待ってぇ!!」
あかん。可愛すぎる。
こんなん他の男に見せられへん。
改めてあなたのことが好きなんやなぁ。って
実感した。
浴衣姿のあなたをあと何回見れるのかな。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。