▽side
次の日
シゲは元気になり2人とも休日だったから、子供たちを連れてショッピングモールに来た
▽「この服いいな〜あっ、こっちもいい!」
〇「服がほんと好きだね!」
▽「うん!」
〇「好きなの買ってもいいよ〜」
▽「ほんと!?やったーどれにしようかな」
〇「けいくん、ゆうくんなんか欲しいのある?」
♡「んーっとゆうはね、ブーブーほしい!」
□「僕はねこしゃん!」
〇「わかった、パパの買い物終わったら見に行こっか」
□♡「うん!」
そんな会話を聞いていると可愛らしいなぁなんて
▽「おまたせ!」
〇「よし、けいくんとゆうくんの物買いに行こっか」
□「あっ、ねこしゃん!ねこしゃんいたぁ〜」
〇「ほんとだね、あれ買う?」
□「うん!僕あれがいい!!」
けいは猫のぬいぐるみをぎゅっと抱きしめてカゴに入れようとしなかった
まぁ、レジのときさえ離してくれればいっか
♡「ゆう、あのおっきいぶーぶーしゃんほしい!」
〇「大っきいと持ち運びが大変だよ?」
♡「んーじゃああのかっこいいやつ!」
〇「あれなら大きさも大丈夫!」
すごい!今までゆうは1回決めたらそれは絶対に諦めなくて何でも買わされたけど、シゲはすごい!
レジまで歩いてるとゆうのなんでもほしいがはじまった
♡「ねぇ、ママあれほしい!」
♡「あっ、あれ買ってよ」
俺はいつも買わされていたけどシゲは
〇「だーめ、おうち帰ったらゆうの好きなハンバーグ抜きにするよ?」
♡「やだ!ハンバーグ食べたい!」
〇「ふふっ、なら今日はこれで我慢できる?」
♡「うん!ゆう我慢しゅる〜」
〇「偉いね!」
♡「ふふっ^^*」
さすが保育園の先生やってるだけあるよ
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!