▽side
2人を迎えに行くと
□「パパ!シゲをママにして〜」
▽「えっ?」
〇「すみません、今日ママになってほしいと言われたのでパパに聞いたらねって言ってしまい」
▽「あー別に大丈夫ですよ」
▽「2人ともママほしい?」
□「うん!」
♡「シゲママになってもいいって言ってたよ」
▽「んー、もう少しパパだけじゃダメかな?」
▽「いつか絶対ママ作ってあげるから」
□「やだぁー(><)シゲママなの!」
♡「シゲがママなの!(><)」
▽「んー困ったなぁ」
〇「好きな人でもいるんですか?」
▽「いないよ」
▽「加藤先生も2人のために言ってくれたんですよね、すみません迷惑かけちゃって」
〇「迷惑じゃないです、俺は増田さんの奥さんになれたら嬉しいですよ?」
▽「えっ……」
♡「ねぇ〜いいでしょパパ」
▽「んー」
□「お願いパパ」
▽「えーっと、良ければお願いします」
〇「喜んで^^*」
俺は2人のママになった
♡「ママ〜」
□「やったぁママだー」
〇「ふふっ、よろしくね!」
▽「ほんとにいいんですか?」
〇「はい!」
□「ママとパパは仲良しにならないと」
♡「そうだよ!」
▽「それじゃあ敬語はなしで」
〇「うん、貴久って呼んでいい?」
▽「いいよ、俺は……」
□「シゲ!」
♡「シゲ!」
▽「よし、シゲで!」
2人のおかげで前に進めたかな
END
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。