第26話

一番大切な人~中島颯太with八木勇征~
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2022/06/24 02:00
お兄ちゃんの部屋にいる颯太を呼び、私は自分の部屋に行った。
八木勇征
八木勇征
颯太とりあえず座っていいよ
中島颯太
中島颯太
はい
八木勇征
八木勇征
・・・
中島颯太
中島颯太
勇征くん
八木勇征
八木勇征
なぁ颯太?
中島颯太
中島颯太
はい
八木勇征
八木勇征
あなたと颯太が一緒にいたら俺らの力、強くなるかな?
中島颯太
中島颯太
えっと、、
八木勇征
八木勇征
あなたは俺のことも颯太のこともよく見てることになるから二人のことを平等に一番知ってる人が共通でいるってファンタにとって強みになるんじゃないかなって
中島颯太
中島颯太
勇征くん、、
八木勇征
八木勇征
俺だって颯太がいい奴だって一番知ってるからさ
中島颯太
中島颯太
勇征くん、僕勇征くんにもあなたにも感謝してます。あなたに出会わせてくれた勇征くんにはすごく感謝してます。僕の小さなところまで見て色んなことに気づいてくれたあなたには正直救われました。僕のことをいろんな角度から見てくれるのは勇征くん譲りだなってよく思います。僕にとってあなたはなくてはならない存在なんです。あなたのことは一生笑顔にします。だから、、
八木勇征
八木勇征
こんなに真剣な颯太初めて見た。過去一だな。俺も相方のこともっとたくさん知らなきゃな。颯太、あなたの辛い顔なんて見せんなよ?
中島颯太
中島颯太
勇征くん。ありがとうござます。
八木勇征
八木勇征
俺あなたが颯太といたらこれからきっと大変になっていくだろうし心細くなるだろうって思ってたんだよ
中島颯太
中島颯太
はい
八木勇征
八木勇征
でもあなたに聞いたら俺といるときも大して変わらないんだって笑俺が仕事で帰らないときはご飯の美味しさがわかんないぐらいだって言っててさ。全く気付かなかったんだよ。しかも慣れたって言われちゃってさ笑
中島颯太
中島颯太
慣れることあるんですか?笑
八木勇征
八木勇征
あなたはあなたなりに乗り越えたかったんだろうね。颯太のおかげで一人でも大丈夫だって思えるようになりたいって思いが余計強くなったんだと思う。ほんとに成長したよ。
中島颯太
中島颯太
でもあなたいつも勇征くんに安心してもらうためだって言ってましたよ?
八木勇征
八木勇征
俺に安心?
中島颯太
中島颯太
勇征くんから離れる気はないけどあなたは一人でも大丈夫だって信頼してもらえたら彼女も作れるしって
八木勇征
八木勇征
俺には颯太の話、颯太には俺の話。ツンデレだよね~笑
中島颯太
中島颯太
これだからやめられないんですよ笑
八木勇征
八木勇征
あなたのことを好きな事でしょ?笑俺も笑
中島颯太
中島颯太
流石っすね笑
八木勇征
八木勇征
今度三人で出かけようよ!二人の話も聞きたいし
中島颯太
中島颯太
シスコン出すぎてます笑
八木勇征
八木勇征
あなたとファンタが一番大事だからね!
中島颯太
中島颯太
勇征くんらしい笑
二人がどんな話をしたかは教えてくれなかったけど前よりも二人が仲良くなったのは間違いない。ずっとそばにいてくれるお兄ちゃんにも感謝しなきゃな。颯太は家に帰り私たちは就寝時間。今でも私の雷のトラウマが続いてると思ってるお兄ちゃんは二人で住み始めてからも一緒に寝ている。シスコン兄貴笑二人とも布団に入ってちょっとおしゃべりしたり
八木勇征
八木勇征
あなたってお兄ちゃんのことお兄ちゃんってしか呼ばないよね
あなた

え?そうかな~?

八木勇征
八木勇征
あなたのお口が悪くなくて嬉しい
あなた

ファンタのみんなと話すときはシスコン兄貴ってたまに言うけどね

八木勇征
八木勇征
あなた兄貴とか使うの!?だめだよ!?
あなた

その前にシスコンを否定して笑

八木勇征
八木勇征
あなたのこと大好きだからね
あなた

ありがとう

八木勇征
八木勇征
え?
あなた

お兄ちゃん、ずっと一緒にいてくれてありがとう

八木勇征
八木勇征
もちろんだよ
あなた

、、き

八木勇征
八木勇征
ん?
あなた

お兄ちゃん大好き

八木勇征
八木勇征
え~もう一回言って~
あなた

もう言わない~おやすみ~

一件落着してから数日後。颯太を招いて三人でお家でご飯を食べた。もう吹っ切れたかのようにお兄ちゃんは颯太に質問攻め。
八木勇征
八木勇征
颯太っていつからあなたのこと好きだったの?
中島颯太
中島颯太
完全に一目惚れです、笑メンバーと笑ってる話してる姿が以上で、笑
八木勇征
八木勇征
え、あなたは?
あなた

颯太と話してた時なんか違うかったんだよね人見知りでちょっと構えて最初は話しかけてたからいつの間にかガード外されてて

八木勇征
八木勇征
あなたからそんなこと聞けると思ってなかったな
あなた

そう?なら颯太に感謝だよ

八木勇征
八木勇征
流石俺の相方✨
中島颯太
中島颯太
あなたのこと好きですからね笑仲良くなりたいじゃないですか笑自然にです笑
八木勇征
八木勇征
うわ~さらっとそうやって言えるのがかっこいいんだろうな~
あなた

お兄ちゃんも十分かっこいいじゃん

八木勇征
八木勇征
あなた、、ありがとう!好き!
中島颯太
中島颯太
そうやってさらって言えるあなたに惚れない男はいないだろうね嫌やけど
あなた

ありがと~

八木勇征
八木勇征
けどあなた意外だよね。颯太ってチョイスが
あなた

ちょっとお兄ちゃん!颯太に失礼!

八木勇征
八木勇征
あ、颯太ごめん
中島颯太
中島颯太
聞きたいです
八木勇征
八木勇征
え?
中島颯太
中島颯太
勇征くんがどうして意外だって思ったのか聞きたいです
あなた

もう、、お兄ちゃんサイテー

八木勇征
八木勇征
あなたの今までの彼氏がさ部活の先輩とかであなたが彼氏と話してるの見るとき絶対あなた敬語で話してるような感じでさもちろん同級生の彼氏もいたんだけどその時もめっちゃ身長高くてはたから見たら兄妹に見えるような人と付き合うことが多かったから颯太が意外だって言ったんだ
中島颯太
中島颯太
そういうことだったんですね。あなたは妹してる方が慣れてて楽なんでしょうね
あなた

颯太も別に聞かなくてよかったのに、、

中島颯太
中島颯太
別に悪い話じゃなかったしいいじゃん
あなた

お兄ちゃんが余計なこと言うから~

八木勇征
八木勇征
颯太が嫌がってること言ったわけじゃないしいいでしょ~
あなた

お兄ちゃんのそういうとこ嫌いになれない感じやだ

八木勇征
八木勇征
なにがあってもお兄ちゃんのこと嫌いにならないあなた可愛いね~
あなた

もう、、

八木勇征
八木勇征
この先どうするの?
中島颯太
中島颯太
あ、えーっと
あなた

私は一生颯太と一緒にいたいしお兄ちゃんともずっといたい

中島颯太
中島颯太
、、
八木勇征
八木勇征
まぁこの続きは颯太がタイミング見て二人でやりな
中島颯太
中島颯太
びっくりしました笑
あなた

颯太も一緒に住む?

ゆせそた
ゆせそた
え!?
あなた

お兄ちゃんと私と颯太三人で

中島颯太
中島颯太
いやでも、、
八木勇征
八木勇征
お兄ちゃんも入れてくれるの?
あなた

え、やだった?

八木勇征
八木勇征
めっちゃ嬉しいけど二人の時間少なくなるんじゃない?
あなた

毎日同じ家に帰ってくるのが幸せだと思わない?家で待ってたら大好きな人が二人も帰ってくるんだよ✨

八木勇征
八木勇征
幸せな子だね笑
あなた

颯太は?

中島颯太
中島颯太
勇征くんがいいなら、、
八木勇征
八木勇征
全然いいよお!二人で住むのを許可するより安全
あなた

お兄黙れ?

中島颯太
中島颯太
じゃあ僕もお願いします
あなた

やったー!

八木勇征
八木勇征
ここに三人で住むの?
あなた

新しいお家さがそうよ。三人で住む用のさ

中島颯太
中島颯太
楽しそう
八木勇征
八木勇征
いいじゃん
あなた

あ、でもお兄ちゃんたちは連れて行かないよ?

ゆせそた
ゆせそた
え~
あなた

だってばれたら大変じゃん

八木勇征
八木勇征
徹底するから連れて行ってよお兄ちゃんも
中島颯太
中島颯太
俺も!
あなた

そこまで言うなら、、ほんとは一緒に行ってわちゃわちゃしたかったし、、

ゆせそた
ゆせそた
可愛い
あなた

仕事的な事言ったら公言しちゃいなね?ファンの人颯太とお兄ちゃんが一緒に住んでるとか言ったら絶対喜ぶからさ。私も同じなんてさらっと言っても颯太とお兄ちゃんが住んでることに目が行って結局ばれないし笑

八木勇征
八木勇征
確かにね
あなた

でも二人分の溺愛はこれから大変だよ~笑

時間を合わせて不動産屋さんに三人で行ってあーだこーだ言いながらめちゃくちゃいいお家に巡り合えた。三人で住める広さ。二人のためのセキュリティ。それぞれの部屋があること三人が声をそろえてここだと言ったところ。それぞれ引っ越しの準備をするとき三人で使えるように買い替えたり、一人一人の荷物を三人で断捨離したり。めちゃくちゃ楽しかった。


それから三人で過ごす日々はすごく楽しかった。颯太と付き合っていることも公表した。
けど相手が八木勇征の妹だということは内緒です。


-fin-

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