第44話

現代編 1話
2,814
2023/02/07 14:51
私は大学2年生の鬼舞辻あなただ。
両親は早いうちに他界してしまったそうだけど、詳しいことは知らない。
昔から、私の瞳孔はとがっていて、爪も長い。そして牙も生えている。
こんな見た目だから、友達ができたことなんてなかった。
でも、蝶屋敷のみんなは大好き。


私と仲良くしてくれるから。
カナヲ
あなた…!鬼ごっこしようよ
しのぶ
では、わたしが見ていましょう。
アオイ
しのぶさん、私は買い出しにいってきますね
見てのとおり、この3人は前世からの中だ。
しのぶ
あなたが鬼舞辻無惨を倒してくれた時は、とっても嬉しかったのですよ
あなた
もぉー前世の話はやめてよ!悲しい話だから!
カナヲ
あなた、、、鬼ごっこ、、
あなた
あ、うん!やろやろー!
私はこんな感じで、今まで楽しく暮らしてきたけど、何か足りない。
前世のこともあまりよく覚えていないのだけど、何かを、、忘れている気がしている。
寂しい。また来世で会いたいと思った人。




















目の色が綺麗で、蛇を連れていた、、、気がする。
本当に顔も何も思い出せないけど、それだけは覚えてる。
あなた
名前、、、なんて言うんだろ。
カナヲ
あなた!!捕まえた!!
あなた
いやああああ!くそー悔しっ
こうやって楽しく生活していると、たまに忘れてしまいそうになる。
何故か、忘れるのがすごく怖い。
きっとその人も、自分を探しているんだとわかる。
前世の記憶に関係しているのかもしれないけど、やっぱり思い出せないや。
しのぶ
あなたさん、御館様には会いましたか?
あなた
うん、もう会ったよー
御館様は、今、校長先生をやっている。
しのぶちゃんが卒業した中高一貫校の校長先生
しのぶ
あなた、、ちゃん。
気がつくと、カナヲはお花畑の方にお散歩に行っていて、しのぶちゃんと二人きりになっていた。
しのぶ
少し、前世の話をしたいのです。
あなた
私、、前世の話少し、苦手なんだけど、、
しのぶ
ごめんなさい。じゃあ、ひとつだけ、聞きたいことを聞いてもいいですか?
あなた
……いいよ
しのぶ
あなたさん、前世の記憶では、私たちのことしか、覚えていないのですか?
あなた
…………鬼の、こととかなら覚えてる。
しのぶ
そうですか……
あなた
でも!
しのぶ
あなた
絶対に忘れたくないのに、忘れちゃいそうな人もいる、絶対に、会わなきゃ行けない気がする人なんだ。
しのぶ
そ、その人の特徴は!名前は!?
あなた
え、、と、、、
真剣な顔をして、私の目をじっと見つめるしのぶちゃん。
なんだか緊張しちゃう。
あなた
目の色が、綺麗で、蛇?を連れていた気がする……
しのぶ
……
あなた
しのぶちゃん、どうしたの?
しのぶ
私、その人のこと知っています。
あなた
えええええ!!
しのぶ
キメツ学園で、中学校の先生をやっています。
あなた
……!
ドキドキした。
あなた
そ、、その人の名前!教えて!
しのぶ
え、ええ。
しのぶ
その方の名前は、伊黒さん、伊黒小芭内です。
あなた
おばない、、、
しのぶ
そうです……思い出しましたか?
(呼び方は昔と一緒なんですね…)
あなた
……ううん。思い出せない、、、ううっ、、
しのぶ
無理しないでください。そうだ!今度、蝶屋敷に呼びましょう!伊黒さんを
あなた
え、いいの!!そんなに直ぐに呼べるの!!??
しのぶ
はい、鬼殺隊の柱のみんななら、いつでも呼べます!
あなた
……ハシラ?
しのぶ
い、いえ!なんでもありません!では、今週末のお休みの時に来てもらいましょう!
あなた
……コクリ





























今回はここまで!


お話が終わってしまって寂しすぎたので、現代編を描きました💦



読んでくれてありがとうございます😊

プリ小説オーディオドラマ