そして今日はついに今週末。
おばないさんに会う日だ。
午前中に蝶屋敷に来るみたいだけど、
ウキウキした様子で、私を客間に連れ込むしのぶちゃん。
ガラッと戸を開けるしのぶちゃん
客間にいたのは、目の色が綺麗で、蛇を連れていて、マスクをしている人。
、
その瞬間、全てが繋がった。
見知らぬ2人に拾われた時、オヤカタサマに会った時、鬼化した時、実弥さんにいじめられた時、
しのぶちゃんが死んだ時、
鬼舞辻無惨を倒した時。
私は思わず、おばないに抱きついた。
私は鬼舞辻無惨を倒したあとの光景を思い出す。
みんなが暗い顔で俯いて、おばないが、何か言っていた。
熱い熱い涙が出てきて、苦しくなった。
私はおばないの肩に顔を埋めた。
ウシシと楽しそうに笑うしのぶちゃん。
おばないが飛び込んできて、マスク越しで私の口にキスをした。
すごく幸せ。
これ以上にないくらい幸せすぎて死にそう。
……
あなたがおばないに会う前の、しのぶとの会話。
_第三者視点_
いつもより少しウキウキした様子で蝶屋敷に来た伊黒。
客間に着くと、胡蝶がきりだした。
そうして胡蝶は、あなたを呼びに客間を出た。
、
今回はここまで!
伊黒さんとあなたが再会しました!
嬉しいですね〜
あまり感動的に出来なくてごめんなさい!
読んでくれてありがとうございます😊
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。