ハァ、またやってしまった。
私はまたおばない達に迷惑をかけてしまった。
私はまた散歩していた。
もしかしたらまた実弥さんに会って、鬼化してしまうかもしれないけど、それを望んでいた。
自我を少しでも保ちながら鬼舞辻無惨を倒す。
今の私には難しすぎる課題だ。
練習しておかなきゃ。
運のいいことに、前から実弥さんが歩いてきた。
そう言いながらも、実弥さんは自分の腕を切った。
_第三者視点_
そう言いながら不死川は、あなたの口の中に自分の血を含ませた。
ドンッと血鬼術を放つあなた。
不死川の腕には切り傷が着いた。
不死川は型を出してあなたの腹に攻撃した。
痛がっていたのは最初だけで、最後は傷が完治してしまった。
不死川が苛立って、型を出そうとした時にはもう遅かった。
あなたが不死川の上に重なり、不死川の首に鋭い爪が触れていた。
あなたの爪が刺さり、プチッと不死川の首から血が出る。
あなたは鬼の姿のままボロボロ涙を流していた。
あなたは気を失ってしまった。
人間に戻っていたが、あなたの目からは涙がポロポロと流れたままだった。
、
今回はここまで!
読んでくれてありがとうございます。
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。