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2019/12/29

第1話

* y o u side *
** あなた side **


2月下旬

私、あなたは今現在絶賛芸能活動中の

東京住みの高校1年生。

パパはIT会社のお偉いさんで

ママは元モデルで今は指導者。



家族はみんな仲良しだし、

学校はあまり行けてないけど楽しいし、

最近はSNSのおかげで注目されて、

お仕事も増えてきていた。



最近は、有名シンガーソングライターさんの

ΜVに出演することが決まって、

それに向けてレッスンを受けている。

アップテンポの曲で、

MVのドラマ部分のカットだけでなく、

ダンスバージョンへの出演も決まっていた。

すごく嬉しいしありがたいけれど、

ダンスも演技も未経験。

不安だらけだ。



今日も学校が終わってから、

スタジオでレッスンを受けた。

グループに所属してるわけでもないため

1対1でのレッスンをひたすら受けている。
あなた

(あーぁ、やっぱり思うように
踊れないなぁ...明日も自主練しようかな。)

MVの撮影、本番は来週だ。

とりあえず土日のうちになんとか

できるとこまで完成させたいな。


明日のスタジオの予約をして家に帰った。
_________________________________________________


8:00 @テレビ局内 レッスンスタジオ


時間の許す限り練習しなきゃ って

早く来てしまった。まあ今日は自主練だし、

ひたすら自由だから何時に来ようが問題はない。


軽くストレッチをして、

パソコンを見てお手本の振りを確認した。

その後はiPadで撮影しながら、

あぁでもない、こうでもない、と自問自答。
あなた

(飲み物飲み切っちゃったな~。
休憩がてら買いに行こうかな)

時計を見ると10:30をさしていた。

2時間半で飲み切っちゃうなんて飲みすぎかな? 
なんて思いながら、自動販売機のある

エントランスへ向かった。



エントランスに近づくにつれて

騒がしくなっていった。

いつもはこんなににぎやかじゃないのにな、

なんて不思議に思いながら足を進めた。

男子高校生のようなノリの良い騒ぎ声が聞こえる。
あなた

(テレビ局内だし...え、男子高校生?
そんなわけないか)

エントランスにつくと、

わちゃわちゃ騒ぐ男子がたくさんいた。

びっくりしてそっちを無意識に見てしまう。
藤原丈一郎
なあ、お前らもうちょっと
静かにできへん?見られてんで
大橋和也
あ、ほんまや!笑
長尾謙杜
だってぇ〜高橋くんがぁ
見ていることに気づかれ、

恥ずかしくなった私は軽く会釈してから

赤くなっているであろう顔を隠すように

仲良さそうに喋る彼らに背を向けて

自動販売機で飲み物を買い、

足早にスタジオへ戻った。



男子が苦手、というわけではない。

ただ、人見知りが激しい。

おまけに表情が顔に出やすいらしい。

みんなは褒めてくれるが、

自分のコンプレックスな部分だ。



スタジオに戻ってきて体温を下げるかのように

飲み物を飲み、また練習を始めた。

すると、急にスタジオのドアが開いた。
◇ ◇
◇ ◇
あ、練習中すいません。
◇◇という者なんですが、
今日僕が担当してるグループが
収録ありまして、13:00〜15:30頃まで
リハをしたかったんですが、
場所が確保できなくてスタジオ1つ1つ
まわってお願いしてたんですが、、
そういう、◇◇さんは汗をかいていた。

ここにくるまでにいくつもまわって

断られてきたようだった。
あなた

全然大丈夫ですよ、ここ使ってください!

◇ ◇
◇ ◇
え!いいんですか?!
ありがとうござます!スタジオ広いし、
ほんまに半分とかあれば足りるんで、
一緒に使いましょう!
あなた

いいんですか、ありがとうございます!
じゃあお言葉に甘えて
窓側使わせてもらいますね

12:30  @テレビ局内 レッスンスタジオ


あと30分で13:00だ。

どんな人が来るのだろう。

リハで鏡が必要ということは

アーティストさんかな。

踊るとすれば、アイドルなのかな?

なんて思ったりした。

48グループさんとか坂道グループさんだったら

人数すごそう、顔小さくてスタイル良くて

かわいいんだろうな、なんて思いながら

お昼ご飯を食べた。




12:50

お昼ご飯を食べ終わり、練習を再開した。

ひたすら通して振りを入れる作戦にした私は

曲を何回も流しながらひたすら踊った。

そして2番のサビを踊っていたとき、
◇ ◇
◇ ◇
すいません、今からいいですか?
あなた

あ、どうぞどうぞ!使ってください

◇ ◇
◇ ◇
半分だけ借りれたので
ここでリハお願いします〜
西畑大吾
はーい、お願いしまーす....って、え?
大橋和也
うわ、ひろー!ん?
どしたん大ちゃん....ん?だれ?
◇ ◇
◇ ◇
実は場所空いてなくて、
そしたらここ貸してくれたんです
藤原丈一郎
え、それいいん?
...ってあれ?さっきの...
あなた

あ、私ただ1人で
自主練してるだけなんで大丈夫です...!

なにわ男子
ありがとうございま〜す!
◇ ◇
◇ ◇
じゃあ15:30くらいにまた来るな〜
何かあれば連絡ください〜
西畑大吾
了解です!みんなやるで〜
荷物後ろ置いて靴履きかえよ〜