第7話

* なにわ男子 side *
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2020/01/05 17:35
西畑大吾
よし!自由時間!
みんなで撮ってもらった動画を確認する。
長尾謙杜
ダンスうまくないですか?
高橋恭平
この細さ、顔の良さ、、ありえますね
大西流星
え、じゃあ仲間ってこと!嬉しい〜
大橋和也
え?踊るってことはアイドルなんかな?
藤原丈一郎
おっけーちゃう?
西畑大吾
そろそろ片付けて楽屋戻るで〜
大橋和也
俺プリン食べる〜
各々が自由に過ごしていると、彼女が帰ってきた。

そして、イヤホンをして鏡の前で

ひたすら踊りはじめた。
長尾謙杜
で、どうでした?笑
大西流星
めっちゃいい匂いした、あとかわいい笑
大橋和也
え、名前は?名前は?
高橋恭平
きいてないですけど、
俺の調査の結果わかったんは
天然要素ありありってことですかね
西畑大吾
うわぁー絶対かわいいやんそれ
藤原丈一郎
盛り上がりすぎや!
道枝駿佑
んじゃ、やりますか!
マイク繋ぎましょ〜
マイクの無線を繋いで、

立ち位置についたところで曲を流した。

まずは一通り歌って踊ってみる。

終わってから、みんなで集まり

各自修正点を言い合う。

はずが、
藤原丈一郎
なんか、めっちゃ
見られてへんかった?笑
西畑大吾
ソロのとことかめっちゃ視線感じた笑
大橋和也
え、もしかして
俺らのファンなんちゃう?!
高橋恭平
え、誰推しかききます?
道枝駿佑
ねえ、まだみてるよこっち
長尾謙杜
ここはとりあえず、
真剣さ出しときましょ
大西流星
よし、修正修正〜!笑
西畑大吾
あ、そうや、1回スマホで
動画撮ってみようや!
大橋和也
え?Island TV?
藤原丈一郎
ちゃうわ、普通の動画や
大橋和也
あーなるほどね!笑
西畑大吾
よし、はっすん、行こ!
パソコンを見ている彼女の肩をトントンとしてみた。
大橋和也
お疲れ様~なあなあ、ちょっといい?
あなた

あ、はい、どうしたんですか?

少し驚いた表情と

緊張しているような表情をしていた。
大橋和也
俺ら今から通してやるんやけど、
見ててほしいねん
あなた

え?!

大橋和也
(驚き方もかわいい。なんなんやろ。)
西畑大吾
(驚き方もかわいい。なんなんやろ。)
西畑大吾
あ、嫌やったら全然いいんですけど...
あなた

あ、全然、嫌というわけでは...

大橋和也
ふら!丈くんおーけーやって!!
藤原丈一郎
ほんまに?!
大橋が無理矢理お願いしたんやろ!
大橋和也
ちゃうし〜笑
西畑大吾
あ、ごめんね、
はっすんは気にせんといて笑
あなた

あ、はい笑

西畑大吾
(あ、笑ってくれた)
西畑大吾
どう?やってくれへん?
あなた

ただ見てるだけで、いいんですか?

西畑大吾
そうそう!それだけ! 
あ、スマホで撮影してもらおうかな
あなた

いいですよ、お手伝いします...!

西畑大吾
ほんま!ありがとう!
ほんならこっちきて〜
手首を掴んでメンバーの元へ連れて行く。
西畑大吾
スマホで撮影してくれるって!
道枝駿佑
ほんまに?ありがとうございます!
あなた

あ、いえいえ、そんな...

恥ずかしそうにしているのも、かわいい。
長尾謙杜
僕のスマホでお願いします!
あなた

あ、はい!お預かりします!

藤原丈一郎
よし、じゃあやるでー
西畑大吾
じゃあそこの壁側から
撮ってもらえるかな?
あなた

あ、はい!

曲を流し、本番のカメラにアピールするかのように

俺らはスマホに向かって笑顔を向けた。

一通り歌い終え、みんなで彼女の元へ向かう。
西畑大吾
お、今の良かったんやない?
大橋和也
な!俺もそう思う〜
藤原丈一郎
確認してみよか
長尾謙杜
スマホありがとう!
大西流星
あれ、顔赤い?大丈夫?
あなた

あ、いや、大丈夫です...!!

動揺しているのか、恥ずかしいのか、

目線が下を向いている。
高橋恭平
ほんまや、暑い?
(こういうの、いじめたくなるわー笑)
道枝駿佑
冷房もうちょい下げます?
あなた

いや、ちょっと外出てくるんで
大丈夫です!

彼女はものすごい勢いで

飲み物とスマホを持って外へ行った。
大西流星
恭平くん、今のいじわるでしたよ〜笑
高橋恭平
いや、だって、あんなんされたら
いじめたなりますやん
大橋和也
わかるぅ〜わかるよそれ!笑
藤原丈一郎
わかるぅ〜 やないわ!
西畑大吾
めっちゃ顔赤くなってたよな笑
道枝駿佑
歌ってるとき1回も
こっちみてくれなかったですよね
長尾謙杜
そう!ずっと僕のスマホ見てた!
大橋和也
じゃあ俺らもみよー笑
大西流星
は〜い

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