第104話

君の星💜→元気なキミ
2,049
2019/11/28 14:08
2月28日 アル・ダナブ【Al Dhanab】
つる座
星言葉:正義感強い情熱

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【あなたちゃん、恭平がね、、】

急に、幼なじみの恭平のお母さんから電話が来て。
事故にあいそうになった子供のことを恭平が助けたって。
けど、そのせいで恭平が事故にあって、気失ってしまった、。って聞いた。

幸い、足の骨折だけで、命は何も無かったんだけど、けどそれでも幼なじみの私は心配。

前回もそんなことがあって、すこしづつボロボロになっていく恭平をずっと見ているのが辛い。

「恭平、」

『お、心配過ぎて会いに来たか!笑』

「そーですけど、?」

『へー、珍しく素直やん』

「なぁ恭平。真面目な話な。ちゃんと聞いて」

『うん、?』

「私な、恭平がこれ以上ボロボロになるのは見たくない。
だからもう、自分をけずってまで人を助けるのはやめて欲しい。
恭平は、優しすぎる。正義感がありすぎる。
もっと自分を大事にしてよ。」

『...』

「なぁ、」

『...今回怪我したのはごめん。
でもな、俺はボロボロになんてなってへん』

「なっとるやん、怪我しとるやん」

『ちゃうねん、心の問題や。』

「でた。そーゆーの。私ほんまに真面目に言ってるんやけど?」

『俺やってまじめ。』

「どこが。」

『たしかにな、俺は怪我をした。あの子を助けることに必死だったから。
けどな、俺、あそこであの子助けんくて、目の前で死んだ方が、ボロボロになるで?』

「え、?」

『後悔ばっかりすると思うねん。あぁ、俺が助けてれば、あの子は助かったかもしれないのに。
俺の方が年上で、あの子の方がこれから長く生きるはずやったのに、なんで助けてやれなかったんや。って。』

「...」

『心がな、ボロボロになると思うんよ。目の前でその子のなくなるところを見たショックと、後悔で。
そんなんやったら、死んでもいいから、俺は助けたい。
目の前で死なれる方が嫌やねん。』

「.....うん。」

『俺は、優しすぎるわけでも、正義感が強すぎるわけでもない。自分がボロボロにならないために、助けてるんや。あなたが言ったことであっとるのは、イケメンすぎる ぐらい。』

「.....誰もイケメンすぎるなんて言ってへんのやけど。」

『え!嘘やん!言ったやん!』

「どんだけナルシストなん!?笑
どっからそんな声が聞こえるん笑」

『え、でも、かっこええやろ!?なぁ、今の俺、かっこええやろ!笑』

「うるさい!笑笑」

『いきなり素直じゃないなぁ笑』

やっぱり、恭平は、優しすぎるし、正義感は強すぎる。

けど.......


「今思った!心が元気な恭平じゃないと、私も居心地悪いわ!」

『おう!』



最高な幼なじみや。



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今回は幼なじみ!!!!

なんかリクエストある人ー🙋‍♀️🙋‍♂️

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