第107話

君の星❤→価値観
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2020/05/08 01:00
1月9日 カッパ・キュグニー【κ Cygni】
はくちょう座
星言葉:コミュニティ性

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大ちゃんと付き合ってもう5年になる。
お互い仕事が東京に決まって、待ちに待った同棲をすることになった!

今日はそんな私たちの家のものを買いに来たんだけど、、絶賛喧嘩中。



『なぁ、ちゃんと話し合わなわからへんやろ?』

「だから、大阪の時から言ってるけど、洗濯は基本私やん、乾燥機はつけたいの。」

『でもあんま乾燥機使わんと干すやん。』

「これから仕事するようになって、疲れて帰ってきても干せって言うの?」

『そんなこと言ってへんやろ?俺もできる時はやるやん』

「それでやったためしないやん。」

『あんなぁ、乾燥機つけただけで値が張るねんで?ちゃんと分担してやればええやろ?』

「そんなん絶対大ちゃんやらんくなるで」

『はぁ、もうなんやねん...』


でもこれは私は悪くないと思う
だってほんまの事やし。大阪で半同棲してた時も、洗濯は全部私やったし、やってくれない?って頼んでやってくれたためしがない。


後でまたちゃんと話し合おって、仲直りをして、冷蔵庫コーナーへ向かう


...そして始まる言い合い

「冷蔵庫は、冷えて入ればええやん」

『どうせこれからまた買い直しとか大きいの欲しいって言うんやったら、最初から機能いいやつの方ええやろ』

「買い直さんって、入ればええねんで?」

『乾燥機にそんな金かけるんやったら冷蔵庫の方がええ。』

「乾燥機は実用性があるやんか。喋る冷蔵庫の、「喋る」に実用性あるん?」

『喋るだけじゃないやん。』

「何入ってるか教えてくれるって言ったって、自分で知っとけばええ話やん?大きいの買うだけ無駄やんか」

『あなた把握出来ひんやん』

「はあ?大ちゃんよりかはしとるわ。いつも作っとるのにそんなん言われたらめっちゃ腹立つ」


結局今日は結論が出なかった。

さすがに2回も喧嘩をすると、空気の悪いまま、1時間かけて車で新居に帰る。
彼とお揃いの鍵で玄関をあけ、扉を開けて部屋に入るとこれまた揉めて揉めてやっと買ったテーブルが、大ちゃんの大阪の家から持ってきたテレビの横にぽつんと置いてある


『あなた、、、』

「はい」

『すきやで』

「...うん」

『やっぱり、一緒に暮らすとかってなると、価値観の合わなさって見えてくるんやなぁ』

「そーやね。」

『なぁ?絶対にちゃんと手伝うって約束するから、乾燥機は我慢して欲しいなって思う。』

「...わかった。約束してね。」

『家事ルールつくって、破ったらペナルティーする?笑』

「うん笑」


いつの間にか2人とも笑ってて、冷静に話し合って結論が出てる。


「じゃあ私もお願いしていい?」

『ん、』

「冷蔵庫の中身はちゃんと管理する。食材勿体なくせえへん。だから、機能無しじゃあかん?」

『...うん。わかった。、あんな?』

「うん?」

『さっきは、把握できひんとか、酷いこと言ってごめん。いつも美味しいご飯作ってくれてるのに、』

「...ちょっと傷ついた」

『ごめんなさい』

「...私も、洗濯やったためしないとか言ってごめんなさい」

『...仲直りしよか!』

「うん!」


同棲は、価値観の違いが大きいと難しい。
だけど、相手の気持ちとか、自分の気持ちとか、多分どっちも不正解なんかじゃないから、
色んな意見聞いて、またお互いがどんな風に思ってるのか知れる。

価値観の違いでの喧嘩は辛いし、大ちゃんとは合わん!って思うことばっかりだけど、
喧嘩して仲直りして、ルールを作って、ありがとうとごめんねを言い合って、


.....もしかしたら嫌なことばっかじゃないのかもしれない。



END

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お久しぶりです!!
お久しぶり過ぎるほどお久しぶりです┏●

皆さん体調はどうですか?
自粛期間はどのように過ごしていますか?

私は新高校一年生になりますが、もちろん、学校には行けてないので、早く行きたい気持ちでいっぱいです。
自粛中で、時間にも余裕が出てきたので、これからもぼちぼち、お話だしていこうかなぁって思ってます。
小説の説明にも書いてる通り、投稿頻度(?)は気分です。
以前は投稿日を決めてやってましたが、これからはゆった〜り気分でやっていこうと思います😊


西畑のだいちゃんがお手紙で言ってました。
推しの言うことは聞きなさい。
その通りだと思います。

あなたさんの推しはきっと、
定期的に手洗いうがいをしてください!
消毒をしてください!
外出は控えてください!
と言っています。

一刻も早く、日本が、世界が、このような状況から抜け出せますように。
これを読んでくれた皆様が健康でこの事態が収束しますように。

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