ただいま.......空気が悪いです...........
「.........」
『.........』
「なんなんっっ...泣」
『.....こっちのセリフや』
ほんのちょっとのすれ違いで始まった喧嘩。
ショッピングしたかった私と
家でまったりしたかった駿
「もういいっ」って言っちゃったもんだから夕方くらいからずっっと空気悪くて無言状態
口を開いたと思っても、この程度。
耐えきれなくて泣いちゃった...
『なんで泣くん...』
「この空気がっ泣 嫌やねん泣 もーいやや」
『俺だって嫌や。俺はただっ...』
「もーいいっ!泣 聞きたくないっ」
『なっ...きけよ...』
「嫌や。」
『なんでここまでなるん。ちょっと喧嘩しただけやん...』
「そーゆー空気にしたの駿やん。」
『は...?あなたやろ。何も聞いてくれへんやん』
「もういいっ。ねる。お昼寝」
『おいっ...(夕方やし)』
(あなたの心)
空気悪くしてるの私だなんて...分かっとるよ...
けど、ここまで来たら謝れないもん...
だいたい駿だって言い訳ばっかり。
喧嘩するといつもそうやん...
だから聞きたくないんよ...
(駿の心)
俺が...外に出ないで家にいたかったのは...
ただ...久々の2人をイチャイチャして過ごしたかっだけなんや...
でもそんなん恥ずかしくて言えんくて...
そしたら怒っちゃって...説明もさせてもらえないし...
もう...俺が謝るしかないか。
・
・
・
・
『.....あなた?』
「.....、」
『あなた、ごめん。』
「グスッ グスッ」
『泣かないで.....?ごめん...』
「駿.....泣 ごめんなさっっ泣」
『うん、大丈夫だから、でも、お話だけ、聞いてくれる?』
「お話??」
『俺が、なんで家にいたかったか。言い訳なんかじゃないから、、聞いて??』
「.....うん、。」
『久々の...ふたりやん??』
「うん...」
『家でイチャイチャしたかってん...../////』
「.....ん??笑/////」
『だから.....イチャイチャしたかってん!』
「イチャイチャ?/////」
『うん。』
「そんなんっっ!言ってくれなわからへんやん...」
『だって、恥ずかしいやん...しかも言わせてくれへんやん笑』
「ごめ...」
『(チュ)』
「!?」
『もう謝るのやめへん?仲直りしたんやし。』
「うんっ...」
『あーー!疲れた!!あなた?一緒に寝よっか。』
「うんっ!」
『あなた?喧嘩しても何しても、。愛してるよ?』
「私も...(チュ)」
『おやすみ。』
「おやすみ。」
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!