第14話

遊園地💓→甘い恋の時間
4,121
2019/03/16 09:00
『ん、、』

「?」

『手。』

「あ、うんっ/////」

【あの人めっちゃかっこよくない?】

駿佑はめっっちゃかっこいい。

その姿にまわりがザワザワなるぐらい。

今日は遊園地。まぁそりゃ沢山の人がいて...
ザワザワが始まるわけで...黄色い声もあるわけで...

「駿佑は今日も凄いね...」

『ちょっと嫉妬しとるやろ? 大丈夫あなたしか見えへんわ笑』

「うん...ありがと」

嫉妬してる。だって私の彼氏なのに。

でも正直、黄色い声をあびる自分の彼氏が
めちゃくちゃ自慢だったりもする。

普段は皆
《あっ!彼女さんかなぁ》とか
《妹?彼女?女の子いるー》とか

私の事そんな感じで言う

妹とか...結構傷つくこともあるけど
まぁしょうがないよね

でも遊園地の人達は違った

【え、なにあれ女の子いる】
【まさか彼女とか言わないよね笑】
【ないない笑あのルックスで!?🤣🤣】
【釣り合って無さすぎーー!😂】

...初めて、、
駿佑といて、こんなに辛いの初めて...

分かってるよ...
駿佑は女子から黄色い声あびるけど
私は
男子から何も無いもん

そりゃあ釣り合わないなんて...
私が1番わかってるよ...

でも...
好きなんだもん...

「......._手を離す_」

『...!、、 あなた、観覧車前ね』

1回、私たちは離れた

こんなの初めて...

行っていいのかな...観覧車...





『おそ...』




「ごめんっ...おまたせ」

行かないって思ったけど...やっぱ無理。

だって好きだもん...

『おう。大丈夫や。乗ろ。』

無言の空間...

『ごめっ.....」

2人同時だった。

『あっ...いや...全く同じタイミングだね笑』

「うん...笑」

『どーぞ。お先に。』

「ありがとう。」

ちなみにこういう時、いつも先は私。
駿佑が、譲らないと気が済まないんだって。

「ごめんね...こんなのが彼女で...」

『.....』

「弱いしさ、嫉妬深いし、ルックスも良くないし...ほんまごめん...なぁ駿佑は私の何が好きで付き合っとるん?」

『.....弱いよなぁ、、嫉妬深いよなぁ、でも、ルックスはええで?笑 さっき色々言ってきた奴らの誰よりも。』

「え...あ、聞こえてたんや」

『聞こえるよ笑 俺だって流石に嫌になって逃げたんよ笑』

『知らんやろけど、街中歩くと、男の視線はあなたを見てんで?笑 あなたが気づいてないだけや。だから俺は手、繋ぐんよ。離したくないから』

「そう...なんだ。」

『何が好きって...、、全部。
嫌なところも含めて、全部。全部好き』

「...ありがとう、、、あ、駿佑は?なに?」

『あー。同じこと。』

「同じこと?」

『今言ったのと同じこと。
俺は、あなたの嫌なとこ含めて全部好き。
だから、大丈夫やから。俺は絶対自分から、あなたから離れたりせんから。大丈夫やから、、あなたも俺から離れんで??
あなた失ったら...何も無いんよ.....』


『観覧車、来ないかと思った...
手、離したの間違いやと思った...
だから、、ごめん...ごめんな...(ギュッッ)』

「.....泣泣泣」





『もう一周』

そんな駿佑の声が聞こえたその後、、、


観覧車でも甘い恋の時間が始まった...。

END

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みっちーと観覧車乗りたーーーーい!笑

こんな恋したーーーーーい!

まぁ、無理ですな。笑

私も可愛くなれよう努力致します。

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