第66話

妊娠❤→つわり
3,788
2019/07/07 14:47
昨日つわりが辛くて会社の人に当たってしまった
大ちゃんにそれを話したら


『俺も一緒に謝る』
「でも、」
『旦那やねんから、謝らなあかんやろ』
「ごめ、」
『気いつけや』

やっぱり少し怒ってて


『「申し訳ございませんでした」』
「旦那さんまで、そんな、社員みんな理解してるんで大丈夫ですよ☺️」

私のいた会社は心優しく恵まれた会社で、
結局産休を貰うことになった

あとは怒ってる大ちゃんに
ちゃんと謝らないと

「大ちゃん、ごめんなさい...」

『俺は大丈夫、でも会社は、あなたが恵まれてただけやからな?』
「はい...」

自分が悪いのに
涙が出そうになる、

でも、自分が悪いから
泣かないように耐える。

『どれだけ辛くても、周りの人には当たったらあかん。あなた、当たっていいのは、俺と、おたがいの両親だけや。いくらでも当たれ、怪我させたっていい。』
「でも、」
『他の人に当たって怪我させてまう方が大変や。』
「はい。ごめんなさい...」

『...あなた、、俺怒ってへんよ?』

そんな声が聞こえたと思ったら
私の視界は黒くなって
温かいものに包まれる

『つわりって、酷いねんな、、俺はやっぱ、男だからわからへんわ、、』
「.....ん」
『やっぱり、女の人って大事に扱わなあかんねんな』
「...」
『あなた、ありがとうな』
「え?」
『頑張ってくれてありがとう』

大ちゃんに抱きしめられただけで
涙が溢れたのに

そんな優しい言葉をかけられたら、
もっと涙が出るやん、

背中に響く大ちゃんの声が
優しくて、涙がとまらんやん、、

『あなた、もう泣くな。ママやろ。笑わな。』
「うんっ」





赤ちゃんが生まれた

たくさん怪我させてごめんね、





でも、幸せだからいいよね?
だいちゃ、
ううん。
ぱぱ。


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遅めになってしまってごめんなさい💦




ポイントは、「旦那やねんから、」ってとこ!


だ、だ、だ、だんなさまぁぁ!💗笑

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