初めて、部活でも何でも関わりのない男の子の後輩と話して、仲良くなった。
そもそもあんまり後輩と仲良くするような感じじゃなかった私が、流星くんとだけは仲良くなった。
『あなたちゃん!ここ教えてください!』
「いややー、第1、流星くんの方が先輩の私より頭いいやんか」
流星くんが話しかけてくれるのはとても嬉しい。
でもなんか、プライドみたいなのが邪魔して冷たく接してしまう。
流星くんは毎日話しかけに教室に来てくれる
私のことが好きなんやって。
1回告白されて、断っても、ずっとアピールしてきてくれてる。
『あなたちゃん、最近すごい和也先輩と話しますね』
「うん」
『いややなぁ』
「流星くんには関係ないでしょ?告白断ったでしょ?」
『そんな言い方しないでください...』
「ほっといてください。」
正直に言うと、実は流星くんに惹かれ始めてる
けど、私は過去に年下と付き合って嫌なことがあって、正直、流星くんと付き合うのが怖い。
なんか和也に告白されて、今、「考えさせて」って、時間を貰ってる。
本当は即断ってもよかったんだけど、
流星くんと付き合えない理由になってくれるんじゃないかって、時間を貰うことにした。
『あなたちゃん、好きです』
「.....もう諦めて?」
『和也先輩と付き合ってるんですか?』
「付き合ってはない。でも、告白はされた」
『.......どうするんですか...?』
「付き合う。だから、もうごめん。」
『そー、ですか、、』
好きなのに、大好きなのに、私は年下彼氏から逃げた。
辛い過去と流星くんを照らし合わた。
流星くんは前の人と違うかもしれなのに。
和也と付き合って、それはそれで幸せだった。
けど、手繋いでも全然ドキドキはしなかったし、キスとかそれ以上の事は、怖いって言って拒んでた。
何より、流星くんが教室に来なくなってしまって、すれ違っても目も合わなくなってしまって、話しかけに来なくなってしまったのが、
とても悲しくて、辛かった。
「ごめん、和也、別れよう」
急なお願いで、和也もびっくりしてたし、涙目にさせちゃったけど、これで良かった。
私は、友達として仲良くしていたかった和也と、冷たく接してしまった、大好きな流星くんを失った。
ーーーー(後日)
大好きな図書室。誰もいなくて静かで、みんなが部活してる時間、唯一1人になれる場所。
「はぁ.....」
『...あなたちゃん!、』
「流星くん!?!?」
『ほんと?』
「え?、」
『和也先輩と、別れたってほんと?』
「.......うん」
流星くんは、私に駆け寄ってきて、ふわりと私を包む。
「え、ちょ、流星くん...、?」
『聞いた。噂で全部』
「.....なにを?」
『拓也にされたこと』
「っ、!」
拓也ってのはその、嫌なことがあった年下元カレ。
『俺は、あなたちゃんが嫌がることしいひんよ。あなたちゃんが苦しむことしいひんよ』
「...」
『俺、あなたちゃんおらんとあかんねん...あなたちゃんが構ってくれな寂しい。』
「、ん」
『すきです。絶対傷つけないので、俺の彼女になってくれませんか。』
「...はい」
ーーーー
急にニシタク悪役にしてごめんなさい笑
駄作...🙇♀️
はっすんの年下の創造がまっったく出来ません!!
案ください😭
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!