第96話

後輩🧡→傷つけない
2,119
2019/11/12 14:48
初めて、部活でも何でも関わりのない男の子の後輩と話して、仲良くなった。

そもそもあんまり後輩と仲良くするような感じじゃなかった私が、流星くんとだけは仲良くなった。


『あなたちゃん!ここ教えてください!』

「いややー、第1、流星くんの方が先輩の私より頭いいやんか」


流星くんが話しかけてくれるのはとても嬉しい。

でもなんか、プライドみたいなのが邪魔して冷たく接してしまう。

流星くんは毎日話しかけに教室に来てくれる

私のことが好きなんやって。

1回告白されて、断っても、ずっとアピールしてきてくれてる。


『あなたちゃん、最近すごい和也先輩と話しますね』

「うん」

『いややなぁ』

「流星くんには関係ないでしょ?告白断ったでしょ?」

『そんな言い方しないでください...』

「ほっといてください。」

正直に言うと、実は流星くんに惹かれ始めてる
けど、私は過去に年下と付き合って嫌なことがあって、正直、流星くんと付き合うのが怖い。

なんか和也に告白されて、今、「考えさせて」って、時間を貰ってる。
本当は即断ってもよかったんだけど、
流星くんと付き合えない理由になってくれるんじゃないかって、時間を貰うことにした。


『あなたちゃん、好きです』

「.....もう諦めて?」

『和也先輩と付き合ってるんですか?』

「付き合ってはない。でも、告白はされた」

『.......どうするんですか...?』

「付き合う。だから、もうごめん。」

『そー、ですか、、』


好きなのに、大好きなのに、私は年下彼氏から逃げた。

辛い過去と流星くんを照らし合わた。

流星くんは前の人と違うかもしれなのに。



和也と付き合って、それはそれで幸せだった。
けど、手繋いでも全然ドキドキはしなかったし、キスとかそれ以上の事は、怖いって言って拒んでた。


何より、流星くんが教室に来なくなってしまって、すれ違っても目も合わなくなってしまって、話しかけに来なくなってしまったのが、
とても悲しくて、辛かった。



「ごめん、和也、別れよう」

急なお願いで、和也もびっくりしてたし、涙目にさせちゃったけど、これで良かった。

私は、友達として仲良くしていたかった和也と、冷たく接してしまった、大好きな流星くんを失った。



ーーーー(後日)

大好きな図書室。誰もいなくて静かで、みんなが部活してる時間、唯一1人になれる場所。

「はぁ.....」



『...あなたちゃん!、』

「流星くん!?!?」

『ほんと?』

「え?、」

『和也先輩と、別れたってほんと?』

「.......うん」


流星くんは、私に駆け寄ってきて、ふわりと私を包む。

「え、ちょ、流星くん...、?」

『聞いた。噂で全部』

「.....なにを?」

『拓也にされたこと』

「っ、!」


拓也ってのはその、嫌なことがあった年下元カレ。

『俺は、あなたちゃんが嫌がることしいひんよ。あなたちゃんが苦しむことしいひんよ』

「...」

『俺、あなたちゃんおらんとあかんねん...あなたちゃんが構ってくれな寂しい。』

「、ん」

『すきです。絶対傷つけないので、俺の彼女になってくれませんか。』



「...はい」


ーーーー


急にニシタク悪役にしてごめんなさい笑


駄作...🙇‍♀️




はっすんの年下の創造がまっったく出来ません!!

案ください😭

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