「📞久しぶり」
『久しぶり』
「📞〜でな!ーやねん!」
『ふーん。』
「📞そー言えば、来週会うの楽しみやな!」
『...うん』
「📞なぁ、聞いとる?」
『...ねえ大ちゃん、』
「📞ん?」
『インスタの女の子だれ?』
遠距離だからわからない
大ちゃんの女の子関係。
別に隠してないからやましいことは無いんだろうけど
いや、、嫉妬するでしょ
「📞あー、友達」
『でも2人じゃん。』
「📞うん、結構仲良い」
なにそれ、ムカつく
『.....』
「📞あなた?」
『最低』
「📞え、でも、ただ、」
『私が男の子と遊んだら怒るくせに』
「📞ごめ、でもそんな」
『でも ってやだ。』
「📞俺のこと信じられへんの?」
『信じられへんとかそうゆうんじゃない。
でも、私は男の子と遊んじゃダメなのに大ちゃんは遊んでいいって、そんなのおかしくない?』
「📞男の子と遊びたいん?遊べばええやん」
『なにそれ、ひどい...』
「📞.....でもそーゆー事やろ」
『ひどい...』
「📞...」
『もうやだ...来週来ないで、、会いたくない』
「📞、、、」
『ごめん切る。』
強引に電話を切った
その後、大ちゃんから来る話し合おうのLINE
うるさい って冷たく突き放して
あとは未読無視をする
、、、後悔。
大ちゃんはちゃんと話し合おうって言ってくれたのに...
会いたくないとか言っちゃったし.....
本当は会いたくて仕方ないのに
大ちゃんを信じられないとかじゃなくて
好きだから不安になって...
あー、このまま大ちゃんと終わっちゃうのかな
なんて考えてると涙止まらなくて
でも、自分がうるさいって言ったもんだから
LINEなんて出来なくて
2日後
やっぱり大ちゃんとは何も無い
今日も仕事だ。 って玄関を開けると
誰かの体があった
『きゃ、 だれ』
怖くてたまらなかったけど
何故かその匂いに懐かしさを感じて
顔を見ようと上を見上げる
『大ちゃん!?』
「(無言)」
『大ちゃん.....』
ずっとハグしてる大ちゃん
力はどんどん強くなる
ずっと泣いてる私
強く抱き締められれば強く抱き締められるほど
涙が止まらない
「ごめん、俺が悪い」
『そーだ、大ちゃんが悪い...』
「ごめん」
『会いたかった』
「...俺もすげー会いたかった」
『ばか』
「ごめん」
『あほ』
「ごめん」
『すき』
「.....ちゅ」
今日は仕事休もっかな
久々の二人の時間。
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えぐ。えも。
きゃー💗
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!